縁ゆかりと一緒にチェックしていきましょう!
職務経歴書は、応募先の企業に対してあなたのキャリアをプレゼンテーションする重要な書類です。「職務経歴を順番に並べて書くだけでしょ?」と思っていたら、それは間違い!。キャリアの内容を具体的に、簡潔に、そして企業の採用担当者が「この人に会って見たい!」と思うようなアピールポイントを盛り込む必要があるのです。
とはいえ、いきなり書き出すと「上手くまとまらない...」なんてことになるかもしれません。そうならないためにも、まずは事前準備を一緒に始めましょう!
職務経歴書を書く事前準備としてやっておきたいのは、「これまでのキャリアの棚卸」です。棚卸しとは、在庫を調査して商品の種類と数を確認すること。つまり、これまでの仕事の経験を整理して、内容を確認する作業のことを言います。
仕事の経験を整理する際に、意識したいのが「5W1H」。『When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰に)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)』に沿って、仕事の経験を整理してみましょう。項目ごとに付箋等を使って、書けたものからノートなどに貼りだしていくとわかりやすいですよ。
「5W1H」で整理すると、どんな仕事をしていたかわかりやすく、イメージが沸きやすいと思いませんか?文章をまとめるのが苦手という方は、書きたいことが上手く整理できていないだけかもしれません。職務経歴書を書き始めるまえに、是非試してみてください。
もし転職経験がある場合や、昇進・異動によって仕事内容が変わった経験をお持ちであれば、同じように「5W1H」を使って仕事の内容を整理してみましょう。
「5W1H」を使って、仕事の内容を整理した後は、その「仕事の成果」を書き出してみましょう。たとえば、営業職であれば売上目標の達成金額や件数、社内での受賞歴(順位)。それらの成果は、応募先企業への重要なアピールポイントになります。また、その成果を出すために、「仕事で工夫した点」があるはず。そちらも思い出して書いてみましょう。
「仕事の成果」は、表彰された結果だけではなく、評価された内容を具体的な金額や数字で書き出すことが重要です。また、その成果を実現するために、あなたが「仕事で工夫」したことこそ、実は面接において採用担当者が強く聞きたいところ。
あなたが率先して工夫したのであれば「リーダーシップ」を、上司・先輩の指導の下で工夫したことであれば「順応性」や「柔軟性」のアピールに繋がります。「成果を出すことに必死で、どんな工夫をしていたかよく覚えてない…」という方は、当時のあなたを知る人に聞いてみても良いかもしれません。きっとあなたが頑張っていた点を教えてくれるはずですよ!
いきなり職務経歴書を書き始めると、文章をまとめることに集中してしまい、大事なアピールポイントが抜け落ちることがあります。事前にキャリアの棚卸しを行なうことで、職務経歴書に記載する内容を整理してみてくださいね!