まずは、自己分析からはじめましょう。

転職活動を始めようと考えたら、まず実践していただきたいのが自己分析です。自分は転職をしてまで何がしたいのか、将来はどうなりたいのか、何故そう思ったのか他、自己分析をすることで、本当に自分に合った理想の企業が見つかります。逆に、自己分析をしないまま、やみくもに求人情報を探すのはキケン。選ぶ基準がないため様々な企業に目が行ってしまい、どんどん時間が過ぎていくはずです。忙しい社会人の転職こそ、急がば回れ。まずは自分を知ることからはじめましょう。

「学生時代の就職活動の時に、さんざん自己分析はやったから大丈夫」という方もいると思います。しかし今、社会人になったあなたは、学生時代と違う将来の目標を目指していませんか？実際に働くことで、仕事に求めるものは変わってきていませんか？一人暮らしを始めた、家族ができたなど、生活環境が変われば考え方も大きく変化しているかもしれません。

また、中途採用の選考では、仕事への意欲・人間性に加えて、仕事の実務能力がチェックされていきます。働く中で培ったスキルの中でアピールできるポイントは何か。合わせて分析していきましょう。

ＳＴＥＰ１　　「転職して何をしたいのか」を明確にしよう。

あなたが転職したいと思う理由は何ですか？「入社前に聞いていた仕事と違う」「職場の雰囲気が悪い」「給料がよくない」など、様々な理由があると思います。しかし、応募先企業の人事担当者が面接で聞きたいのは「あなたが転職して何をしたいのか」ということ。たとえ転職を決意した理由がネガティブなものだったとしても、あなたの心の中には、将来仕事で成し遂げたいポジティブなビジョンがきっとあるはず！まだぼんやりしていても大丈夫。このタイミングで明確にしていきましょう。

ＳＴＥＰ２　　自分がどんな人間なのかを言語化しよう。

次は、自分の仕事への姿勢や、タイプ・志向を振り返ってみましょう。成果がすぐに出ないと焦る短距離走タイプ。人の役に立ちたい他者貢献志向。数字やデータを分析するのが好き。社会人として働く中で見えてきた、仕事をする上での自分はどんな性格かを言語化していきます。なかなか自分を客観視するのは難しいですが、普段上司や同僚に評価された言葉を集めていくと、自分の性格が見えてきます。

ＳＴＥＰ３　　自分のキャリアを振り返り、スキルを洗い出そう。

自分のキャリア、つまり、社会人になってからこれまでどんな仕事をしてきたかを振り返ります。たとえば、営業職としてどんな商品を企画･提案してきたのか、売上目標に対する達成率や受賞歴。そして何より、その仕事をすることで身につけたスキルを洗い出してください。直近のキャリアだけではなく、過去の成功体験にまでさかのぼって振り返ることで、自分の成長過程まで見えてきます。

縁ゆかりの「ココがポイント！」

• ◆ 社会人として自己分析をしてみよう！
• ◆ 自己分析は、3ステップ。

はじめての転職活動は、まず自己分析から！未来の自分の働く姿、今の自分の志向、過去から身につけてきたスキルを振り返り、まとめていきましょう。