失敗しないための転職ノウハウ 縁 ゆかりの転職講座
失敗しない転職活動のために抑えておきたいポイントを、
縁ゆかりと一緒にチェックしていきましょう!
職務経歴書のチェックポイント

採用担当は職務経歴書のココを見る

採用担当者に響く内容を盛り込もう!

職務経歴書の作成は進んでいますか?前ページで確認した「書き方のルール」を参考に、「5W1H」で整理したあなたのキャリアを文章化していくと職務経歴書の骨組みができてきたかと思います。それができたら、次に行ないたいのは企業の採用担当者が知りたいと思っている情報を加筆修正していくことです。

それでは、採用担当者は何を知りたいと思い、職務経歴書を見ているのか、どの部分をチェックしているのか、をお教えします。これさえわかれば職務経歴書の完成形が見えてきますよ!。

ポイントは、求める「キャリア」を有しているか。

企業の採用担当者が職務経歴書を読んで知りたいこと。それは、あなたが具体的に「どのようなキャリアの持ち主で、それを自社の業務に活かせるのか」ということです。つまり、応募先企業の業務に活かせるキャリアが何かわかれば、アピールするポイントが自ずと見えてくるのです。そんなことわからない?いいえ、答えは求人情報の中、応募資格欄・仕事内容欄の中にほとんど書いてありますよ。求人情報をじっくり読んで、応募先企業が求めている経験・スキルは何か読み取って、あなたのこれまでのキャリアの中から共通する部分を加筆修正していきましょう。

採用担当者がチェックするキャリアの中身は、以下のポイントです。

電球
企業が求めている実務能力(職種、ポジション)を持っているか
電球
どのくらいの期間で、工夫して仕事に取り組み、どんな業績を上げたか
電球
仕事上の強みは何か
電球
これまでの転職回数や転職理由に整合性があるか
電球
志望動機や自己PRから意欲・熱意を感じられるか


また、書類選考を通過した後に行なわれる面接では、職務経歴書に書かれた内容について質問・確認されることが多いです。キャリアだけでなく志望動機、過去に転職理由などについても説明できるようにしておきたいですね。

具体的かつ、詳細な表記でポイントアップ。

たとえば、営業職(法人営業)経験者の場合、採用担当者が職務経歴書を見てチェックするポイントは、「取り扱った商材は何か(取扱製品、サービス)」「どんな顧客を担当したか(新規顧客/既存顧客、業種)」「どんな実績をあげたか(売上、件数、社内表彰)」の3点が挙げられます。

「取り扱った商材」に“食品”としか書かれていないとしたら、どう思いますか?採用担当者は、その“食品”が食材なのか、業務用加工食品なのかイメージがわきませんよね。 「顧客」に関しても、大手スーパーマーケットのバイヤーなのか飲食店の店長なのか。新規で開拓したのか、引継ぎしたルート営業なのかで、同じ法人営業でもまったくイメージが違うのです。採用担当者がイメージできなければ、書類選考を通過するのは難しくなります。そのため、具体的な記載が重要になります。

職務経歴書 サンプルの画像 before→after

その他の仕事について、職務経歴書のサンプルと、職種ごとのチェックポイントは、以下をご確認ください。必ず役に立つ情報です。

自己PRも、具体的な志望理由が大事です。

採用担当者が自己PRを通じて知りたいのは、「あなたがなぜ、その仕事をしたいのか」という点です。「なぜ自社に関心を持ったのか、なぜその仕事でないとだめなのか」という理由を具体的にアピールして、意欲や熱意を企業へ伝えましょう。

また、これまでと異なる業界や未経験の仕事に就きたい場合、同職種経験のある応募者と比較してPRが弱くなります。それでも大丈夫と採用担当者に思ってもらうためには「これまで努力したこと」「身に付けたスキル」をアピールすることが大事です。「関連する書籍を読んで勉強した」など、小さな取り組みであっても、前向きな姿勢は企業に伝わります。また、努力の結果、「○○の資格・スキルを取得しました」と書くことができれば、採用担当者の心を掴むことができるはずです!

職務経歴書

自己PRのポイントは、転職活動の状況によっても変わってきます。以下に状況別の自己PRサンプル集がありますので、是非ご確認ください。

縁ゆかりの「ココがポイント!」
ゆかり
  • ◆採用担当者がチェックするのは、求める「キャリア」の有無。
  • ◆職種ごとにアピールするポイントが違う。
  • ◆自己PRは熱意だけでなく、なぜその仕事がしたいのか具体的にアピール。

作成した職務経歴書を、応募先企業の採用担当者の気持ちになって、一度読み直してみましょう。あなたは入社後に活躍してくれそうな人に見えますか?わかりにくいところは加筆・修正してみてくださいね。

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