失敗しないための転職ノウハウ 縁 ゆかりの転職講座
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ピッタリな仕事との出会い方

業界を知ったら職種を知ろう

職種研究をしてみよう!

業界研究を終えて、世の中にどんな業界があるのかを知ったら、次は職種研究をしてみましょう。でも、この業界研究→職種研究という順番は、必ず守らなくても大丈夫。最初に職種研究をして、興味が出てきたところで業界研究をしてもかまいません。大事なのは、世の中に様々な業界・職種があることを知って、選択肢を広げることです。

今回は、業界研究を終えたという前提で、職種研究についてご紹介します。

人気のファッション・アパレル業界に関係する職種って?

業界研究で面白そうな業界を発見できたのなら、次はその業界にどんな職種があるのかを知ってみましょう。業界研究ではiPhoneを例にしてみましたが、今度は人気の高いファッション・アパレル業を参考に考えてみます。

ファッション・アパレルに関わる仕事として思いつくのは……商品をデザインするデザイナーや店舗で販売するショップスタッフですよね。でも、やっぱり他にもたくさんの職種・仕事があって、服やカバン、靴などお洒落なアイテムが誕生するんです。アイテムがあなたの手もとに届くまでの工程を逆算して、どんな職種があるか考えてみましょう。

ファッション・アパレル業界の仕事

■デザイナー/デザインはもちろん、販売促進まで手掛ける場合も。アイテムをプロデュースする仕事といえます。

■テキスタイルデザイナー/布地やインテリア用生地などをデザインするデザイナーです。

■パタンナー/デザイン画をもとにして、洋服などの型紙をつくる仕事です。

■ソーイングスタッフ/布製品を美しく裁縫する、熟練した専門職。

■生産管理/アイテムの生産量を効率的に計画・管理する管理者です。

■バイヤー/メーカーやショップなどで、アイテムの買い付けを担当する職種。

■ショップスタッフ/アパレルショップで販売を担当します。顧客ごとにコーディネートまで手掛ける場合も。

■スタイリスト/魅力的なアイテムを選び、流行のコーディネートで商品の魅力を最大限に引き出します。

■ファッションモデル/雑誌やファッションショーなどで活躍するモデルさんも、ファッション・アパレル業界に関連した仕事と言えますね。

ファッション・アパレルに関連する仕事は、他にもあります。まず、興味をもった業界の商品・サービスをチェックして、どのような工程が発生するかを考えてみるといいですね。この行動は職種を知るだけではなく、業界全体に詳しくなることができます。強く興味を持ちその仕事に就きたいと思ったとき、多くの企業から選ぶ際の目を養ったり、面接の場で伝えられることが増えるなど、いいことづくめですよ。

同じ職種でも業界ごとに異なる呼び名、仕事内容がある。

業界研究より先に、職種研究をした場合、気をつけて欲しいポイントがあります。それは、職種をカテゴライズしたときに同じ仲間とくくられるのに、業界ごとに呼び名が違うケース。例えば営業職に興味を持った場合について解説します。

技術営業、不動産営業員、証券外務員、リクルーティングアドバイザー、キャリアコンサルタント、キャリアアドバイザー、ホールスタッフ、アニマルセラピスト、アパレル営業、アポインター、カーディーラー、カウンターセールス、セールス、セールスエンジニア、セールスプロモーション、テレフォンアポインター、ハウジングアドバイザー、マンション販売、ルート営業、営業コンサルタント、個人営業、内勤営業、ルートセールス、MR、MS、海外営業、テレマーケティング、人材カウンセラー、派遣コーディネーター、営業、企画営業、コールセンター ……

上に挙げたのはすべて職種名です。そして職種をカテゴリー分けした場合、すべて「営業職」とくくられるもの。業界が異なったり扱う商材が違えば、同じ営業でも少しずつ仕事内容も変化します。それによって、各業界で最適な呼び方をされているケースがあるのです。

また業界に関係なく、企業ごとに特殊な職種名で呼ばれている場合もあります。「職種」という概念を少し広くとらえて、詳細な仕事内容を知ることで自分に一番適した仕事を見つけましょう。

縁ゆかりの「ココがポイント!」
ゆかり
  • ◆ 職種研究をすると、知らなかった職種が見えてくる。
  • ◆ 業界・企業ごとに呼び名が違うケースがある。

職種によって専門知識やスキルを要求されるものがあります。また適性を見極められるケースもありますので、憧れだけでその仕事に就けないことも。でも特に若手の方であれば、知識や経験を一切問わない募集もありますので、まずはどんな職種があるのかを知ることから始めましょう。どうしても挑戦したい職種が見つかったら、その熱意でぶつかってみることをお勧めしますよ!

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