フリーターから正社員を目指す場合の自己PRの書き方【例文あり】
ここでは、フリーターから正社員を目指す方向けに自己PRの書き方をご紹介します。
目次
フリーターから正社員を目指す場合の自己PRのポイント
どんなタイプの人物が求められているのか?求人情報を読み込もう。
「未経験歓迎」と書かれた募集でも、企業側としては「求める人物像」があるもの。多くの求人情報では、その概要が記されています。
たとえば、「コミュニケーション能力の高い方」とあった場合、必ず具体的な仕事の場面で、その能力を発揮してほしいと考えているはず。
どのような場面で誰とのコミュニケーションが発生するのか?なぜ、それが大切なのか?こういった背景を踏まえ、そこに合わせて自己PRを書いていきましょう。
【例】
・営業職の応募資格:顧客と適切なコミュニケーションが取れる方
・事務職の応募資格:忙しい営業スタッフのアシスタントとしてサポートしていただける方
自己PRと同時に「志望動機」が大切なポイントに
経験を問わない「未経験者歓迎」の場合は、「活躍するかどうか」の見極めは難しいもの。
その分、人事や採用担当者は「なぜ、この仕事をしたいと思ったのか?」「続けられるモチベーションはあるか?」という部分も見ています。
仕事をやってみたいと思った理由、その企業を志望する動機を、自身の具体的なエピソードなどを交えるなどして、できるかぎり詳細に伝えていきましょう。
できるだけ具体的な実績やスキルを書く
アルバイトの経験しかなかったとしても、その仕事の実績やスキルをアピールしましょう。
たとえば、接客であれば、「お客様とのコミュニケーションでリピーターになっていただけた」「スタッフの育成を任され、店舗売上に貢献した」「入力作業でExcelを学んだ」「店舗の売上が伸びない理由を分析し、課題を解決した」など挙げられます。
また、その実績・スキルがどう活かせるか?できる限り具体的に書くようにしましょう。同時に日々の努力や学習、仕事を通じた成長などを常に意識しておくことで、自己PRもしやすくなります。
重要なのは、雇用形態ではなく、その仕事で「何を経験したか?」「何を学んだか?」という部分です。
未経験だからこその柔軟な発想や可能性に期待している企業も少なくありません。
その期待されていることを考え、それに合わせた自己PRを書くことがポイント。ぜひ参考にしてみてください。
フリーターから正社員を目指す場合の自己PR例文
接客スキルやホスピタリティを活かす自己PR例
これまで飲食店のホールスタッフなどの接客業を経験をしてきました。常連のお客様が多いお店で、お会計時に「いつもありがとうございます」とお声がけするなど、引き続き気持ちよく利用いただけるよう努めました。お客様からも私のお名前を覚えていただけるようになり、接客の楽しさやホスピタリティを持って人と接することの大切さを学びました。
後輩の育成経験を活かす自己PR例
スーパーマーケットにて接客を担当していました。直近では後輩スタッフの育成も担っており、人を育てる経験をさせていただきました。仕事をする上で大切なポイントはもちろん、自分なりのノウハウを言語化して伝えるのは難しかったですが、相手に伝わったときはとても嬉しく、やりがいを感じることができました。育成の経験を通じて、よりコミュニケーション力が磨かれたと感じています。
チームワークを発揮した経験を活かす自己PR例
コンビニエンスストアにて接客を担当していました。通勤通学ラッシュの時間帯は一気にお店が混むので、チームワークを大切に協力して仕事をすることの大切さを学びました。少しでも効率よく作業ができるように◎◎や◎◎といった工夫も行なった結果、店舗内で展開されるなど、自分で考えて動く力も身につきました。
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