志望動機の例文・サンプル集~事務職編~

「事務職として働きたい。でも、志望動機の書き方がわからない…」。そういうことってあると思います。そこで今回は、好印象を与える志望動機の考え方と具体的な例文をご紹介。ぜひ履歴書作成時の参考にしてください。
■事務職の志望動機ってどう書けばいいの?
考え方として、他の職種を志望するときの大きな差はありません。数ある会社のなかから志望の会社を選んだ理由を書くようにします。そのためには事前にその会社についての情報を得ておくことが大切。その上で事務職に就くために必要な自身の能力、適性などをアピールしながら具体的にどんな事務(経理事務、総務事務、一般事務、営業事務など)を希望するか記入しておくと良いでしょう。
では、具体的にどのように書けばいいのでしょうか。以下で、具体的な例文・サンプルをご紹介させていただきますので、ぜひ参考にしてください。
■志望動機の例文|経理事務の場合
私は几帳面な性格で、慎重に仕事に取り組みます。以前経理事務として働いていたときは、正確・迅速・丁寧を心掛けてきました。その結果、来客や電話応対・資料作成などの業務がスムーズに進めることができたと思います。
資格としては、パソコン検定○級(若しくは、MOS資格)を取得しており、タッチタイピングが得意です。今回貴社の求人を拝見し、私の能力・資格を活かせると思い、応募しました。
■志望動機の例文|総務事務の場合
私は前職で約1年間総務の業務に取り組んできました。電話応対ではゆっくり話すようにすることで、お客さまから『ハキハキと聞き取りやすく、色々頼みたくなる』との評価を受けました。また、パソコンのスキルでは入力の正確さ、スピードの向上を目指して、日々仕事の質を上げるために努力し、同じ時間で1.3倍の業務を回せるようになった経験もあります。
貴社に採用された折には2点を強みにし、事務職として事業に貢献しつつ、自分自身としても成長したいと考えております。何とぞよろしくお願いいたします。
■志望動機の例文|一般事務の場合
私は地道な作業が得意で、「効率良く、丁寧に、正確に」をモットーに仕事をするよう心がけております。事務職は未経験ですが、ワード・エクセルの資格を取得しており、前職では、周囲と協力して仕事をしていく重要性も学びました。
少しでも早く貴社の仕事を覚え、一人前の事務として、またチームの一員として仕事に取り組めるよう努力していきたいと思います。
どんな企業でも事務職は欠かすことのできない存在。適性や能力などスキルのアピールに加え、最後はその会社で働きたいという熱意や思いも伝えられれば、好印象を与えられるでしょう。今回ご紹介した例文・サンプルを参考に、志望動機を考えてみてくださいね。
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