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志望動機「書き出し」のポイント|採用担当者の目を引く「書き出し」とは?

志望動機「書き出し」のポイント|採用担当者の目を引く「書き出し」とは?


転職活動を決意し、応募したい企業も見つけた。さぁ履歴書を書こうと思いきや、志望動機の書き出しから、もう何を書けばいいのか分からない。そんなあなたに志望動機の「書き出しのポイント」「盛り込むべき内容」「全体の構成」などを例文付きで紹介します。採用担当者の目を引き、意欲を伝える志望動機作成のコツを学びましょう。

 

1.なぜ、志望動機の「書き出し」が重要なのか。

志望動機の書き出しは、ズバリ『結論』である。

志望動機の中で採用担当者がイチバン最初に読む部分が「書き出し」です。ここで印象に残らない文章を書いていたとしたら、恐らくあなたの志望動機は最後まで読まれません。「お、この応募者は、自社の仕事に対して志望度が高そうだぞ」と思える志望動機を優先して読むのは道理です。

ここで重要なのが「結論」から書くこと。すなわち「なぜ志望するのか」という問いに対する答えを書くことです。物事を誰かに伝える際には結論から始める。コレは志望動機に限らず、あらゆる文章や面接での質疑応答にもつかえる共通のルールですので覚えておきましょう。

結論が後回しになっていると、「この人は、論理的に物事を伝える能力が無い」と判断されてしまう可能性も。営業職など、コミュニケーションが重要な仕事の募集の場合は、書類の志望動機一つでも注意が必要です。

2. 志望動機、作成のコツ 「書き出し」と「全体」

志望動機の書き出しに、盛り込むべき要素とは?

書き出しは結論、つまり志望する理由を書くべきだということはお分かりいただけたと思います。ここでは、より目を引く結論の書き方を解説いたします。以下に3つほど、例文を紹介します。

例文:「ずっと探していた仕事です」とアピール

不動産業での経験を活かせる仕事を探しておりましたので、今回の募集を拝見してすぐに応募させていただきました。前職は賃貸物件の仲介営業で、お客様への物件案内を務めていました。お客様に物件の魅力を伝えることに面白みを感じており、不動産広告業に挑戦したいと考えていたのです。

経験や志向性を根拠に、「ずっと探していた仕事」であることを説明し意欲を伝えます。

例文:「自身の経験や能力」についてアピール

自身の知識やコミュニケーション能力を活かせると考えました。前職は、工務店の営業事務でした。顧客や仕入先とのやり取りで身に付けた業務知識や交渉能力は、貴社でも活かせると思います。

能力を活かしたいという内容。理由として納得度も高く、即戦力だとアピールする効果もあります。

例文:「仕事に興味を持ったきっかけ」をアピール

父の病気をきっかけに、医療・介護業界の必要性を感じました。 ホームページを拝見し、老人ホームの運営や環境の整備など、高齢化社会に向け地域に貢献しておられる貴社に魅力を感じました。

固有の人生経験を根拠にすることで、志望動機における真剣さが伝わる内容になっています。

全体の構成を工夫すると、伝わりやすい志望動機に。

書き出しの結論でグッと興味をつかんだら、つづく文章でその結論に説得力を持たせることが大事。そのためには、以下の様な構成で志望動機全体の文章を仕立てると効果的です。

ポイント
▼結論 :志望する理由は◯◯である。
▼根拠 :なぜなら◯◯だからである。
▼必然性:その会社でなければいけない理由。

ここで特に重要になのが最後の『必然性』の部分。結論と根拠だけを書いて終わってしまうと「一定の条件を満たす会社なら、ウチじゃ無くてもいいのでは?」という印象を採用担当者に与えてしまいます。

現実には、一社だけに応募するケースはあまり無いと思いますが、少なくとも「充分な検討をした上でその会社に応募した」という意志は伝える必要があります。例文としては、以下の通りです。

 

▼結論
不動産業界での経験を活かせる仕事を探しておりましたので、今回の募集を拝見してすぐに応募させていただきました。
▼根拠
前職は賃貸物件の仲介営業で、お客様への物件案内を務めていました。お客様に物件の魅力を伝えることに面白みを感じていたので、不動産広告の分野にずっと挑戦したいと考えていたのです。
▼必然性
貴社は、マンションデベロッパー大手のエン建設様を主な取引先とされています。私が営業として扱っていた物件もマンションでした。商談の中で、マンションの魅力を顧客にどんな風に伝えるべきかを考えてきた経験を、貴社の広告プランニング業務であれば存分に活かせると自負しております。

 

『必然性』の部分に説得力を持たせるためには、企業の事業内容や仕事内容、同業他社との違いについての特長を盛り込むことが大切です。企業HPや求人広告、業界情報などを調べるようにしましょう。

3. 志望動機を書くコツを、例文でおさらいしましょう。

NGな志望動機の例文

私は、前職も賃貸仲介の営業でした。その中で、なかなか入居者様が決まらない物件のオーナー様に対して支援できることに限界があると感じていました。内容としては、家賃の見直しなどの提案をしていたのですが、物件自体を改善しないことには解決しないとも感じていました。 つまり、ターゲットに合わせた物件のリフォームやリノベーション、売却なども含めた幅広い提案をしたいのです。そうした営業を行なうため、幅広い提案ができる会社に移りたいと考えていました。 貴社の場合、リフォームやリノベーション、売却など幅広い提案を物件オーナー様にできると感じました。貴社の賃貸仲介営業として、物件オーナー様の課題を解決したいと考えています。
 
NGポイント

●『結論』の部分が後回しになっている

ここで言う結論は「幅広い提案ができる会社を探していた」という内容です。その結論が文章の中腹になるまで語られず、採用担当者の知りたいことがスムーズに伝わらない文章になっています。

●『必然性』の部分が曖昧になっている

「幅広い提案が、貴社でならできると思った」という内容が必然性にあたりますが、会社の特長などの記述が曖昧なため、充分な検討をしたということが採用担当者に伝わりません。

OKな志望動機の例文

物件オーナー様への多角的な提案が可能な会社を探しており、今回、貴社の募集を拝見してすぐに応募させていただきました。貴社の賃貸仲介営業だからこそできるコンサルティングを通じて、物件オーナー様の課題を解決したいと考えています。
私は前職も賃貸仲介の営業でした。その中で、入居者様が決まらない物件のオーナー様に対する支援に制限があったことが気がかりでした。家賃の見直しなどにとどまらず、ターゲットに合わせたリフォームや、売却といった幅広い提案ができればと考えていたのです。 貴社は賃貸のみならず売買・リフォーム事業を営んでおり、部署間の連携も盛んです。また地域の物件オーナー様との関係性も深く、提案も通りやすい環境だと感じました。
貴社ならば、多角的な提案でオーナー様の課題を解決できると考えています。

 

修正ポイント

●『結論』の部分を先頭にした

「幅広い提案ができる会社を探していた」という内容を、書き出しに持ってきました。これだけで、採用担当者の知りたいことをすぐに伝えられる文章に。またその根拠を知りたいと思わせる内容になります。

●『必然性』の部分を詳細にした

幅広い提案ができると思った根拠について「売買・リフォーム事業も手がけている」「地域の物件オーナー様との関係性が深い」といった、会社の特長を踏まえた説明がされています。これにより、採用担当者に「ウチのことをよく調べているし、志望度も高そうだ」という印象を与えることができます。

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