VMD(ビジュアルマーチャンダイザー)の仕事内容って?
アパレルショップにおいて商品を顧客に視覚的に訴える演出を担うVMD(ビジュアルマーチャンダイザー)。「視覚的に訴える」といっても、どのような仕事内容かピンときませんよね。そこで今回は、VMDの仕事内容についてご紹介。ファッション業界に興味があるという方は、ぜひチェックしてください。
VMDという仕事って?
まず、「ビジュアルマーチャンダイジング」について解説します。「ビジュアルマーチャンダイジング」とは、アパレルショップにおいて、商品をより魅力的に演出すること。商品の数量や価格、さらには特性やイメージを的確にとらえ、消費者の欲求や要求に合わせて訴求していく役割を担います。
ビジュアル・マーチャンダイジングとは、常に顧客の視点に立って商品などが見やすい売り場づくりを目指しているのです。
VMDの主な仕事内容って?
VMDが具体的にどのような業務を手がけているのかをご紹介します。
●ショップの内装プランの構築、什器(じゅうき)やマネキンの手配。
●デザイナーやブランドより発信されるテーマに基づいたイメージプランの作成。
●店舗内レイアウトの変更。
●ディスプレイの変更やメンテナンス。
●販売スタッフのトレーニング。
顧客の視覚に訴えかけるVMDは、いかに販売促進を行なえるかがポイントとなります。業績不振になると、VMDの予算が少なくなってしまうことも。成果が求められる職種だということを認識しておきましょう。
VMDに求められる知識・スキルって?
では、VMDにはどのような知識・スキルが求められるのでしょうか。数ある要件のなかでも、代表的なものをご紹介します。
●ブランドに関する知識や理解
●インテリアや建築の知識
●売上に対する意識
●海外市場とやり取りする際の英語力 など
実際に店舗へと足を運んで指示を出すため、知識やスキルだけではなくフットワークも必要になります。デスクワークだけの仕事ではないことを理解しておいてください。
店舗のプロデューサーともいえるVMDの仕事は、業績に直結します。見栄えによって売上が変わることもあるため、マメにトレンドウォッチできることが必須条件だといえるでしょう。VMDの仕事に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。