マーチャンダイザーの仕事内容って?
「マーチャンダイザー」という職種について、耳にしたことはありますか?流通業界で重要な役割を担う職種で、「MD」と略されることもありますが、知らないという方も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、マーチャンダイザーについて解説。「詳しくなりたい」、「興味がある」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
■そもそも、マーチャンダイジングって?
マーチャンダイジングとは商品化計画のこと。マーチャンダイザーはアパレルメーカーやデパートなどで商品の開発や販売に関する計画の管理、さらには予算管理といった業務を担当します。
具体的には、市場調査や売り上げの動向について分析し、新商品をどのように開発するか計画を立てたり、商品開発をした後ではプロモーション活動を行なったり、と手がける業務は実に多彩。流通業において欠かせない役割を担っています。
■マーチャンダイザーは他の業務を兼務することもある。
最近では、マーチャンダイザーが商品を仕入れるバイヤーのような仕事を担当することもあれば、広告の制作や商品の販促に関する業務を担当することもあります。
幅広い業務を担当するうえで重要なのが、消費者のニーズや世間のブームなどを見極めていくセンスです。さらに、商品の企画や販売そして流通について総合的に把握することが必要になります。“深く広い視点”が求められる職種だといえるでしょう。
■マーチャンダイザーを目指すうえで活かせるスキル。
マーチャンダイザーとして活躍しようと思ったら、どんなスキルがあればいいのでしょうか?具体例を挙げますと…
●アパレルやファッション業界などで販売スタッフや仕入れの業務
●マーケティング関連の知識
●消費者のニーズをとらえるセンス
●語学力
●データ分析力
また、マーチャンダイザーの仕事で求められるスキルは、経営において求められるスキルだといえます。現場での経験を通じ、経営感覚を身につけることもできるでしょう。
マーチャンダイザーのミッションは、企業や商品の行方を決めること。ブームなどを正確に把握しておくことが重要だといえます。マーチャンダイザーとして経験を積んだ後には、経営視点を身につけられる可能性も。興味があるという方は、ぜひ挑戦してみてください。