フランチャイズ（ＦＣ）の意味とは？ |【エン転職】

飲食店のチラシや、求人情報サイトで「フランチャイズ」という言葉を見かけたことはありますか？例えば「フランチャイズ開業オーナー募集！自分のラーメン店を持とう！」というチラシです。なんとなく、独立・開業に関係する言葉であることは分かるけれど、働くとしたら、自分自身にどのように関わってくるのだろうと思われている人も多いと思います。今回は「フランチャイズとは何か」、「フランチャイズに関わる仕事とその魅力」をご紹介します。

■フランチャイズってどんな意味？
■どのような方が、志望するのか（代表的な志望動機）
■フランチャイズ求人の探し方

■フランチャイズってどんな意味？

フランチャイズとは、「独立・開業したい人（以下、加盟店）」と、「会社を運営するノウハウを持っている企業（以下、本部）」との間で結ばれる契約のことです。加盟店は加盟金やロイヤルティー（売上の数パーセント）を本部に支払うことで、本部のブランドやノウハウを使ってビジネスを立ち上げることができます。また本部は、一緒に働いてくれる加盟店を集めることで、より大きなビジネスを素早く展開することができます。
※加盟店のことを「フランチャイジー」、本部のことを「フランチャイザー」ともいいます。

フランチャイズの仕事

・フランチャイズビジネスの例

外食産業、サービス業を中心に、店舗型ビジネス（箱ものビジネス）に多く見られます。代表的なものに、以下があります。
・外食産業（ラーメン屋、焼肉屋など）
・コンビニエンスストア
・クリーニング店
・フィットネスクラブ
・学習塾

・加盟店（フランチャイジー）の仕事

本部のノウハウを活用して、ビジネスを成功させることがゴールになります。売上をあげながら、採用や教育などのマネジメントを実施。年度末には、税務申告などの経営者ならではの仕事もあります。1つのビジネスが成功したら、店舗数（拠点数）を増やしたり、新しいビジネスを開拓したりして、事業を拡大していきます。

・本部（フランチャイザー）の仕事

本部の仕事は、大きく2つに分けられます。1つは「新しいビジネスを開発して、それを成功させる」ことです。「（これまでになかった）新しいスタイルの居酒屋」の開発などが、新しいビジネスにあたります。実際に店舗や拠点を作り、ノウハウを蓄積しながらビジネスを成功させることがゴールになります。もう1つは「成功させたビジネスをフランチャイズ制度に落とし込み、多くの加盟店を集めて、大きく展開する」ことです。加盟店の募集や、契約条件の企画。加盟してくださった人への経営サポートなどを行ないます。ゴールは、多くの加盟店のビジネスを軌道に乗せて、一つの産業を作り上げることです。

・本部（フランチャイザー）の仕事