事務の志望動機の書き方【例文あり】
一般事務・営業事務の志望動機のポイントやサンプルを紹介。志望動機の書き方に悩んでいる方、ぜひご覧ください。採用担当者に伝わる志望動機がつくれるようになります。
目次
1.一般事務・営業事務の志望動機のポイント
事務になりたい気持ちをアピール。
他の職種ではなく、事務として働きたい理由を伝えられると、採用担当者に意欲の高さをアピールできます。事務に興味を持ったきっかけ、事務としての将来のキャリアなどを具体的にしましょう。
ただ、気をつけたい注意点があります。労働条件の良さや待遇だけに惹かれているようにみえると印象がよくありません。採用担当者は、あくまで仕事をきちんと任せられる方かをみています。
活かせるスキルをアピール。
一般的にパソコンを使う仕事に携わるのが事務です。事務経験がなくても、パソコンが使えることをアピールできると、採用担当者に伝わる印象がよくなります。
大切なのが、スキルのレベル感を伝えること。Excel、Word、PowerPointなどを使ってどんなことができるのか、簿記やMOSなどの資格を持っていれば活かして何ができるのかを、アピールしましょう。
その会社に入りたい理由をアピール。
採用担当者に、「当社でなくてもいいのでは?」と思われないようにすることが重要です。志望する理由から、その会社でなければいけないことがわかるように伝えましょう。
2.一般事務・営業事務の志望動機サンプル(例文)
志望動機でスキルアップをアピールする例
専門商社にて、4年にわたり事務職の仕事に携わってきました。主に売上データの集計や提案資料・請求書の作成などを担当しています。今の仕事に対してやりがいは感じているものの、裁量が限定的で、さらなるスキルアップが難しいと感じ、転職活動を始めました。
貴社には営業と同じように事務職にも大きな裁量が与えられていると伺っております。自分のさらなる成長を実現させつつ、貴社の成長に貢献していくことができれば幸いです。
現在の職場では日常的にExcel、Word、PowerPointを使用しており、基本的なPCスキルには自信があります。特にExcelではVBAを活用し、業務改善につながるフォーマットを自身で作成したこともあります。また、簿記2級も独学で取得したので、経理関連の業務でもお役に立てるのではないかと考えております。
ポイント・解説
経験者採用の場合、まず重視されるのはスキルです。これまでの経験について言及するのはもちろん、何ができるのかスキルレベルについてもアピールしましょう。特にPCスキルは事務職にとっては必須です。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)などの資格があれば、ぜひアピールしてください。簿記や宅建、秘書検定なども企業によっては有利です。募集企業にあうスキル・資格をアピールしましょう。
未経験で事務職を志望する例
新卒で不動産賃貸の会社に入社し、ルームアドバイザーとして5年間マンションやアパートのご紹介を行なってきました。設立して間もない会社だったことから、営業活動以外にも、数字の管理や売上状況の分析、資料作成といった事務業務なども幅広く担当してきました。
その中でバックオフィスから事業の成長を支える仕事に興味を持ち、今回貴社の営業事務職を志望いたしました。営業経験があるからこそ、今営業が何を求めているのか推測し、先回りして準備するなど、効果的なサポートができるのではないかと考えております。
ポイント・解説
営業から事務職への転職を志望されている方も、いらっしゃるかと思います。
気をつけたいのは「ネガティブな理由は書かない」ということ。「ノルマが大変だったから」「残業が多かったから」といった理由を書いてしまうと、仕事に対して消極的な印象を与えかねません。
また、未経験から事務の仕事をする場合は、「これまでの経験がどのように活かせるのか」という点も合わせて丁寧に伝えていきましょう。
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