募集要項って何？

仕事を探すとき、企業と最初の接点を結ぶのが募集要項です。募集要項には給与や待遇、勤務スタイルといった就職してからの働き方を決める、大切な内容が記載されています。

気になる給与も募集要項でチェック

求人情報の募集要項に表記されている給与の数字。それを見るとき大切なのが、額面どおりの支給額なのか、手取りで書かれているかという点です。額面支給額ならその金額から税金や社会保険料、財形貯蓄といったさまざまな費用が差し引かれます。

そして、差し引かれたあと、実際に自分が手にするお金が手取り額となります。仮に額面20万円の給与と書かれていても、15万～16万円ぐらいになると思っておきましょう。

募集要項に書かれた雇用形態の違いによる安定度や働き方

「就職」といえば、一般に正社員として採用されることをいいます。しかし、契約社員や派遣社員からスタートして「正社員登用あり」を目指すケースも少なくない時代。

正社員であれば雇用期間に定めがないため原則として定年まで働き続けることができます。また、責任ある仕事を任されて会社への貢献が求められます。一方、契約社員や派遣社員は雇用期間が決まっています。

その分、会社の都合によって契約更新の可能性がなくなることもしばしばで、不安定な雇用形態です。

働き始めてからの生活がわかるのが募集要項

このように募集要項には給与や雇用形態といった、就職後の働き方に大きく影響する条件が書かれています。入社してから思っていたのと違った、ということのないように応募にあたってしっかりとチェックしましょう。