内定通知書って何?
無事内定をもらうと渡される内定通知書。こちら、なんのための書類かご存知ですか?内定通知書には、企業が、個人を採用したり、役職に就けたりする際の条件や通達事項が書かれています。受け取った後、求職者が承諾書を送ると、雇用関係が成立するので重要な書類であることには変わりません。そこで今回は、内定通知書について解説します。
内定通知書には何が書いてあるの?
内定通知書は、基本的に企業に採用の意志があること、いつから社員として採用するのかが記載されている書類です。新卒であれば「卒業した場合」といった条件が記載されており、中途採用の場合はいつからの採用か、役職がある場合はその役職が書かれていることもあります。
また転職の場合は、内定の旨を口頭で聞いたとしても前の企業の退職日が確定しなければ内定通知書を出さないという方針の企業もあります。
内定通知書を紛失したらどうなるの?
内定通知書をなくしたからといって内定が取り消されるわけではありません。入社承諾書を提出していれば特に問題はありませんが、大切な書類をなくしたということには変わりませんから、企業に連絡して再発行を依頼しましょう。
内定通知書は、「企業が内定を出した」ということの証明書でもあります、後々内定取り消しなどのトラブルがあったときに役立ちますので大切に保管しておきましょう。
内定通知書、書面とメールでは効力が違うの?
内定通知は、書面でもメールでも、電話による口頭でも有効です。ただしメールや口頭での通知では、就労条件などがはっきりしませんから、電話できちんと疑問点等を尋ねておくことが大切です。
できることなら、内定通知書を書面でもらえるように企業にお願いしてもよいでしょう。
内定通知書は、企業があなたの採用を内定したという証拠です。内定通知書自体をなくしても内定の効力がなくなるわけではありませんが、大切に保管しておくようにしたいですね。「内定をもらった」、「内定通知書を受け取った」という方は、ぜひ参考にしてください。