建築士になるにはどうすればいい?
建築士は建物の設計等において欠かせない職業の一つと言えますね。では、その建築士の資格を取得するにはどうすれば良いか、要点をまとめてみました。
■建築士の種類について
一言で建築士と言っても、実は複数の種類があることをご存知でしたでしょうか。建築士には基本的に下記の3つの種類がまずあります。
●一級建築士
●二級建築士
●木造建築士
更に一級建築士の中で構造設計、設備設計のスペシャリスト的位置付けとして一定期間以上の実務経験等を積んだ一級建築士がなることができる「構造設計一級建築士」、「設備設計一級建築士」という資格もあります。
■建築士になるには
建築士は業務独占資格であり、建築士の資格試験を受験し合格することが条件となるのですが、受験資格に制限があり、誰でも受験できるという訳ではありません。
ポイントは建築に関わる高校や大学を卒業している場合と、そうでない場合でわかれ、例えば二級建築士では建築課程を卒業した高専以上の学歴を有している方なら実務経験無しで受験できますが、それ以外の場合は学歴等によって3年から7年の実務経験が必要になってきます。
従って、詳細な受験資格規定は「建築技術教育普及センター」で確認することをオススメします。
■建築士になるために必要なスキルや学習方法等
建築士になるには建築法規建築構造や建築施工などの知識が必要な他、実際に設計製図を行う二次試験があります。
従って、建築系の課程を修了していない方は独学だけで取得するのは難しいと言えますので、建築士になるための資格取得指導をしてくれる民間教育機関等に通って知識やスキルを身につけることをオススメ致します。
■建築士はまず二級から
建築士の資格は一級は大変難しいので、二級から取得することが一般的です。従って、もし建築士になりたいと考えるならまずは二級取得を目指しましょう。