旅行業務取扱管理者とは?
旅行業界を志す方であれば一度は耳にしたことのある「旅行業務取扱管理者」。どのような資格・仕事なのか、ご存知ですか?今回は、旅行に関する国家資格「旅行業務取扱管理者」について解説。資格の概要、保有することのメリット、取得の方法まで解説しますので、ツアーコンダクターなどを目指す方は必見です。
旅行業務取扱管理者とは、どんな資格か知っておこう。
旅行業務取扱管理者とは、旅行業界で唯一の国家資格。この資格を保有していると、旅行についての豊富な知識や緊急時の対応を持っているプロとして国から認められたことになります。
資格には国内・海外どちらの旅行も扱うことのできる総合資格と、国内旅行に限られる国内資格の2種類があり、国内のどの旅行会社でも活かせます。
旅行業務取扱管理者のメリットって?
旅行に詳しくなるというメリットの他に、旅行業界への転職時には強力な武器になりそうです。 旅行会社では、営業所ごとに最低1名の旅行業務取扱管理者を配置することが法律で義務付けられており、旅行業界において資格保持者は欠かせない存在だといえます。
そのため即戦力と評価されることが多く、企業によっては待遇アップや資格手当がもらえる場合もあります。
旅行業務取扱管理者の資格を取得する方法とは?
旅行業務取扱管理者の資格を取るためには、マークシートの筆記試験で60%以上正解する必要があります。経験の有無などの条件は無く、業界未経験者でも受験できます。
ただし、合格率は総合で15%前後、国内でも30%前後と難易度は高め。試験は年1回しかありませんので、テキストや通信教育でしっかり勉強してからトライすることをオススメします。
以上が、旅行業務取扱管理者についての解説です。旅行業務取扱管理者の国家試験は難易度が高めですが、旅行代理店などで好待遇が期待できますので、準備をしっかりと行ない、取得を目指していきましょう。