面接の自己紹介
転職活動の最大の山場、面接。面接において、最初の難関となるのが自己紹介です。相手は初対面の面接官。緊張感はありますが、きちんと相手の心をつかむことができればその後のやり取りがスムーズに進む可能性はグンとアップします。逆に、グダグダな印象を与えてしまっては面接中にどんなに意欲をアピールしたところで、後の祭り。面接官の心には、何も残らないかもしれません。面接の合否において重要な役割を担っている、自己紹介の成否。そこで今回は、面接の主導権を握るために知っておきたい自己紹介のポイントをご紹介。ぜひ参考にし、面接官の心をつかんでください。
■面接の自己紹介は、“ツカミ”である。
面接といえば、面接官が応募者に質問を投げかけてそれに回答するというパターンがオーソドックス。自己紹介は、そのやり取りが始まる前に求められるケースが多いです。ただし、単に名前や生い立ちなどをダラダラと話すだけでは、面接官の心には響きません。面接において、自己紹介は“ツカミ”。その後の流れをスムーズにするためにも、事前に話す内容を準備しておくようにしましょう。
■自己紹介とは思わずに、プレゼンテーションだと思うように。
面接は、会場に入室するタイミングから始まっています。つまり、自己紹介も見られているということ。仮に「1~2分で自己紹介をお願いします」と言われているのに5分、10分と話してしまっては、簡潔に伝えるのが苦手な人という印象を与えてしまいます。また、趣味や休日の過ごし方など、仕事と関係のないエピソードを伝えてしまうと相手の知りたいことを想像できない人、と思われてしまう可能性も。プレゼンテーション力に対する評価の分かれ目となることもあるので、自分のキャリアやアピールポイントを簡潔に伝えられるようにしたいですね。
■面接の流れは、自らつくる。
「質疑応答で深く聞いてほしい」と思うポイントは、強調するようにしましょう。強調したポイントに面接官の意識が向けば、面接でのやり取りの中心になるはずです。自分のペースで話すことができれば、アピールもしやすいでしょう。特に社会人経験が長い方は、面接官(応募企業)が興味を持ちそうもない経歴はカンタンにまとめ、メリハリをつけることが大切です。
以上が面接の流れを自らつくるために気をつけたいポイントです。面接を自分のペースで進めていくためにも、ぜひ実践してみてください。
あわせて読みたい
面接対策ガイド~25個の質問とお手本/失敗回答・面接のマナーなど総まとめ~
転職活動の「面接」について、準備物や面接マナーなどの基礎知識から面接本番の対策までをご紹介。「自己紹介」や「転職理由」、「何か質問はありますか?」といった質問に対しての回答例・ポイントも徹底解説しています。せひ、ご参考ください。