検察事務官になるにはどうすればいい?
検察事務官という呼称から、検察庁の事務を行う人といったことは想像出来ますが、具体的にはどのような仕事を行っているのか、或いはどうすればなれるのか等について解説します。
検察事務官の仕事
検察事務官の仕事についてです。検察事務官の仕事は次の3つの部門に大別出来、それぞれの部門の仕事を簡単に紹介すると次のようになります。
●捜査公判部門 検事の捜査活動等を補佐する仕事
●検務部門 事件を受理したり、押収された証拠品を管理する等の仕事
●事務局部門 検察庁の庁舎管理の他、人事等の事務を行う仕事
検察事務官になるには
検察事務官は資格ではなく、国家公務員の身分の職員がなる職種と言えます。従って人事院が実施する国家公務員の採用試験を受験し合格することが、検察事務官になるための第一歩と言えます。
国家公務員採用試験は、大卒対象と高卒対象の区分がありますので、それぞれの学歴に応じて受験する採用試験を選択することになると言えます。
検察事務官は検察庁を支えている
検察事務官は検事が行う取り調べ等を補佐したり、事件の証拠品等を管理するなどの役割を果たすことから、秘密を厳守できる誠実な人、実直な人が一般的に向いていると言えます。
また、事務系の仕事全般に共通していると言えますが、仕事をコツコツ丁寧に尚かつ正確に行える必要がありますので几帳面で責任感が強いタイプが望まれます。
検察事務官は検察行政を支えている
検察事務官は検察の行政事務全般を担っていますので、言わば検察行政の縁の下の力持ちと言えます。従って、検察行政に携わりたい方にはオススメの職種と言えます。