独立行政法人とは?
独立行政法人とは、どのようなものなのでしょうか。法人のあり方の一つとして注目されているこの形態ですが、どのような法人なのかご存じないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、独立行政法人について解説。社会人の常識としてぜひご一読ください。
独立行政法人とは?
独立行政法人は、法人の形態の一つ。国民生活や社会経済の安定などの公共上の見地から、必ず実施するべき事業で、かつ国が自ら主体となって直接に実施する必要のないものを行なっています。
少し複雑ですが、“世の中に必ず必要な事業だけど、かといって国が直接実施する必要がないと考えられるもの”を事業として展開している法人のことだといえるでしょう。
独立行政法人のあり方や業種とは?
そもそも独立行政法人とは、省庁などの行政機関から独立した法人組織でありながら、行政の事業の一部を担い公共的な視点から国家の事業を実施し、国民の生活の安定と社会、そして経済の健全な発展に役立つ団体のことです。業種も実にさまざまで、生物や歴史にまつわる博物館や、農業・科学・環境などの研究、病院や学校も存在します。
それゆえ、統括する官庁が存在し、各独立行政法人の計画策定や業務運営状況のチェックに携わっているのです。
以上が、独立行政法人についての解説です。ぜひ業種の理解に役立ててください。