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柔道整復師の国家試験を受ける際に知っておきたいことをご紹介。そもそも柔道整復師はどのような仕事なのか、国家試験の概要と試験対策とは、などをお伝えします。柔道整復師の国家試験を受ける方は、必見の内容です。

柔道整復師の国家試験って何するの?

柔道整復師の国家試験って何するの?

国家試験の一つである柔道整復師。一体どのような資格で、どのような試験内容なのか、ご存じですか?今回ご紹介するのは、柔道整復師という国家試験について。柔道整復師を目指す方はぜひ参考にしてください。

柔道整復師の国家試験概要[1]柔道整復師とは?

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柔道整復師の国家試験を考える前に、まず柔道整復師とはどのような仕事なのかを確認しておきましょう。柔道整復師協会の定義をもとにご紹介します。

柔道整復師とは「接骨院や整骨院で骨や関節、筋等々に加わる急性、亜急性の原因で発生した骨折や脱臼、打撲、捻挫等を手術をしない「非観血的療法」によって整復・固定などを行ない、人間の持つ治癒能力を最大限に発揮させる治療を行なう仕事」のこと。まず事実としてきちんと理解しておくようにしましょう。

柔道整復師の国家試験概要[2]受験資格って?

では、受験資格から確認していきましょう。柔道整復師の国家試験は、誰でも受験できるというわけではありません。受験資格を得るには厚生労働省が認可している養成施設に通うか、もしくは四年制大学で解剖学や運動学といった基礎系科目の履修と柔道整復理論、柔道整復実技、関係法規等々の臨床系専門科目を履修する必要があります。

柔道整復師の国家試験概要[3]受験者数や合格率は?

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最後に、柔道整復師の国家試験の受験者数や合格者数についてです。柔道整復師の国家試験には、例年おおよそ6千人から7千人弱が受験しています。

合格率は、年度によって多少変動はあるようですが65%から75%の間でほぼ推移しています。受験資格を得て必要な学習を行なえば、受験者の7割前後は合格できると考えられるでしょう。

以上が、柔道整復師の試験についての解説です。高齢化時代を迎え、柔道整復師へのニーズは一層高まっていくと予想されます。転職はもちろん、独立開業のチャンスも。受験資格取得は大変ですが、将来の選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

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