「退職代行サービス」について、最近よく耳にします。退職希望者に代わり、退職の意思を会社へ伝えて、退職を実現する業者のことですね。
ですが、「退職」は自分自身のことなので、業者任せにせず、自分自身で会社へ「退職の意思」を伝えることをオススメしたいです。気持ちよく新しいスタートを切る上でも、大切な区切りであることは忘れないでおきたいですね。
もし日常的に上司の方と馬が合わず、退職を切り出すことに躊躇いがあるのであれば、人事部へ話をしてみるのも一つですよ。まずは自分自身で事を進められないか検討してみましょう。
退職手続きに関しては以下のページにてご紹介しておりますので、こちらもご参考にしてくださいね。
▼退職手続きの注意点を教えてください
https://employment.en-japan.com/qa_21_4040/
▼円満に退職したい。注意すべきはどんなこと?
https://employment.en-japan.com/qa_1501_4040/
とは言うものの、依頼することがNGというわけではありません。コンプライアンスが遵守されていない会社やモラルの低い上司であるならば、第三者に協力を仰ぐのも一つの方法と言えます。もしM.Tさんの心身に害が及ぶような状況でしたら、退職代行を視野に入れてみても良いと思います。
単に退職の意思を伝えるだけではなく、会社に交渉したり、労働トラブルに対応したりできるのは弁護士となりますので、退職代行を請け負っている弁護士に相談するのが安心と思います。実際に相談する場合には、費用面の確認のほか、対応範囲や発生しうるリスクなど、事前にきちんと確認することをオススメします。
以上ご参考にしていただけると幸いです。