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2018/1/4

エントリーした企業数は100社。
「面接」が目的になっていた時期は、全然上手くいかなかった。

山本 威さんの転職体験記
山本 威Takeshi Yamamoto(29歳)
  • 転職前住宅の営業
  • 転職後OA機器の営業
  • 転職活動期間3ヵ月
  • 応募社数100
  • 面接社数30
この体験記のポイント
  • 前職は広島で不動産営業に従事。1週間お休みがない生活が続き、結婚のタイミングで転職を決意。
  • 東京勤務を希望し、転職活動中は広島と東京を行き来。面接をすることが目的になってしまった。
  • 転職活動に専念できる環境を作り、真剣に向き合う。納得のいく転職ができ、入社後のズレもなく働けている。

1週間お休みがないのが当たり前。休みが取りにくい職場でした。

ここに入る前は、新卒で入社した住宅メーカーで営業をしていました。地元が広島ということもあって、入社後は、広島県の福山支社に配属。住宅展示場などに来てくださったお客様と会話をしながら、自社の住宅を提案していく仕事をしていましたね。

展示場では、週末になるとヒーローショーやバルーンアートなどさまざまなイベントを開催しています。たくさんのご家族が訪れてくださるので、そこから商談につなげていっていました。一方、平日は展示場への来場者は少ないので、個人宅への訪問。エリアを決めて、ガンガンまわってニーズを探っていくような営業スタイルでした。その後、契約が決まると間取りや壁紙といった細かな打ち合わせを重ねて、お客様のご希望にあわせた住宅を作り上げていきます。短くても半年、長いと1年近いお付き合いになるので、売ってその場で終わりということはなく、じっくり関係性を深めていけるのはとても楽しかったですね。

そんな中で、転職を考えたのはあまりに休みが取れなかったこと。本来であれば、火曜・水曜が通常のお休みになるのですが、これがものすごく休みにくい雰囲気で…。会社で決められた休みなのに、なぜ?と思いますよね(笑)。でも、本当の話。休んだ次の日に出勤すると休んだ理由を聞かれたりする…。なので、休日も昼頃に出社して、普通に仕事をして帰宅。ありえない状態だとは思いつつも、2年ほど働く中でこの状況にも何も感じなくなってしまいました。ですが、結婚を考えるようになったタイミングで、このまま続けられないと思うようになったんです。自分ひとりであれば大きな問題はないけれど、家庭を持って生活していくとなると難しいな、と。

エントリーした企業数は100社。面接が目的になってしまった。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
私の転職先の第一条件は、東京が勤務地であること。
学生時代は東京の大学に通っていましたし、結婚を決めた彼女もずっと東京勤務。東京で結婚生活をスタートさせることが、2人にとって自然な流れだったんです。

とはいっても、当時はまだ前の企業で働いていましたから、転職活動は広島と東京を行き来して行なうことに。これは体力的にも金銭的にも大変でしたね。上司から怒られることを覚悟して、火曜・水曜と2日間お休みをして東京に。この2日間で面接が受けられるようにと、とりあえず事前にたくさんエントリーをして、面接日の調整をしていました。東京で働くことが一番の条件だったので、業界や職種もさまざま。営業もあれば、エンジニアもあったし、銀行や証券会社、製造関連の会社も受けたりしました。

このときは、たくさんの企業と面接することが目的になってしまっていて、いいやり方ではなかったと反省しています。。履歴書もどんな企業でも言えることを書いて使いまわしていましたから。当然ながら選考も思うように進まない。気になる企業にはバンバン応募していて、エントリーした会社数は、おそらく100社近かったと思います。

一度退職をして東京に。転職活動に専念できる環境を作った。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
今回、結婚を機に転職をするのですから「入社してみて合わなかったから次に…」というわけにはいきません。きちんと自分に合った会社を見つけて、納得して入社をしたいと改めて考えたときに、今までの方法は良くないと気づきました。そこで、一度、きちんと退職をして転職活動に専念することにしたんです。もちろんリスクはありますし、一般的ではないかなと思います。ですが、私の場合、休みが取りにくい会社に勤めながら、東京で転職活動をするのはいろいろな面で難しいと感じたんです。

東京に来て、改めて転職活動を開始。以前のように何でも応募するのではなく、求人情報や採用HPをみながら、企業が求めているのはどんな人材なのかを考え、その上で自分の力が発揮できるのはどこなのかを見ていくようにしました。そして、活躍できることを書類に記載していったんです。その結果、書類選考で落ちることはなくなり、面接にも進むようになりましたね。

そんな中、出会ったのがコムレイドです。実は嫁が見つけてきてくれました(笑)。もともと私が機械好きだったことも知っていて“OA機器”という商材が自分に合っているのではないか、と紹介されたんです。求人原稿を読んでいく中で「ここで挑戦してみたい、やってみたい」と思う気持ちが強くなり、応募することにしました。

面接で良いことも厳しいことも、話をしてくれたのが良かった。

選考を進めていく中で、入社の決め手になったのは部長との面接ですね。これまでの面接とは全然違うと感じました。特に仕事の厳しさについても、包み隠さず話をしてくれたことが印象的で。通常であれば、面接でお話いただけるのは良いことばかりだと思うんです。でも、コムレイドは違っていました。営業として1日100件ぐらい訪問するとか、できなければ叱ったりもするとか。最初は上手くいかず心が折れそうになることもある…なんて話まで。いろいろな話を聞いて「よし、ここで頑張ってみよう!」と、逆に後押しされたというか。チャレンジしてみようと勇気をもらうことができたんです。

この面接を経ていたからか、入社後のギャップはありませんでした。仕事内容はもちろん会社の体育会系なノリも自分に合っていると感じますね。会社にいる仲間も自分と同じ20代がほとんど。仕事が終わると、みんなで飲みに行くことも多くて毎日が楽しいです!よい会社に出会えたことに感謝しています。

お休みに関してもしっかり休めています!嫁と同じ土日休みになったことで、2人で過ごせる時間も増えました。仕事とプライベート、よいリズムが作れていると感じます。嫁も安心してくれていますし、転職して本当によかったですね。
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

当社の体育会系のノリにも合っていると感じました。

部長
佐藤 雅也
評価したポイントと採用理由 第一印象は、“素直そうな人”でした。面接で話をしていく中で、誠実で正直な人柄にとても好感を持ちました。また、何よりも会社の雰囲気に合いそうだな、と。そのままデスクを並べても違和感がないと感じましたね。

また、面接では入社後にぶつかる壁についても詳しく話をしました。私が面接で大事にしているのは、入社後に活躍してもらうこと。少数精鋭の組織において、入社・退社というのは大きな影響力を持ちますから、そういう意味でも長く働いてくださる方を採用していきたいと考えています。良いことや楽しさだけでなく、厳しさも伝えて、その上で入社をしたいと言ってくれる仲間をお迎えしたい。私も目をかけ、一人前になるまでしっかり面倒をみていきたいと思っています。
企業情報
会社名株式会社コムレイド 資本金5000万円
事業内容■事務用機器及びOA機器等の企画、販売、施工、保守メンテナンス ■オフィス設計、内装、オフィス移転 ■Webサイトの企画、制作、販売 ■レンタルサーバー、プロバイダー、ASPサービスの運営 ■クラウドサービスの企画、販売 ■動画配信サービスの提供 ■代理店・取次店事業 ■幼児・小学生向けのスポーツ教室の運営 ■販売員及びSEなどの人材派遣 ■経営・人事労務・融資ITコンサルティング 従業員数116名(2023年1月現在)
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