2015/6/12

いまのスキルではなく、熱意を認めてくれる会社との出会い。

米田 佳奈さんの転職体験記
前職人事
現職WEBディレクター
米田 佳奈(26歳)
Kana Yoneda
  • 応募社数10
  • 面接社数8
  • 転職までにかかった期間2ヵ月
この体験記のポイント
  • 人事時代に関わったWEBサイト制作をもっと極めたい!
  • 経験は少なくても、話を聞いてもらうためにエントリーをした。
  • 入社してから何を実現したいか?現在のスキルを聞かれなかったのは初めて。

年に1度の採用サイトのディレクションでは物足りなかった

前職では、IT企業で新卒採用の人事を担当していました。説明会の企画や、採用面接・内定者フォロー、パンフレット作成や採用サイトのディレクションなどを行なっていました。

特にサイト制作のディレクションは楽しい仕事でした。新卒サイトって公開中に分析したり、改修したりしないんです。採用した学生からフィードバックをもらって翌年のサイト制作に活かすのが唯一の改善でした。でも、年に1回の改善でいいのかな?もっといいサイトにしたい!と、モヤモヤした気持ちがありました。

そうやって3年間関わるうちに、サイト制作っておもしろいな、専門スキルを高めたいな、と思うようになったんです。人事としての兼務ではなく、Webディレクターとして仕事に向き合いたいという思いが強くなり、転職を決意しました。

スキルがなくてもあきらめず、まずはエントリーしてみた

上司に転職の相談をしたのは退職をする半年前でした。退職までの半年間は時間に余裕がなく、退職をしてから転職活動をはじめました。

求人サイトでは、ディレクターだけではなく、WEB制作や企画ができる仕事を幅広く探しました。学生時代にプログラミングとデザインを学んでいたので、知識が全くのゼロというわけではなかったんですが、経験とスキルがないことが不安でした。ディレクターは人気の職業なので、スキルがある人から採用されるだろうと思い、未経験でも話を聞いてもらえそうな企業を中心に探しました。

応募資格に、人間性や熱意を評価します、と書いてある求人に積極的にエントリーしました。スキルを求めていない企業と、スキルを求めている企業のどちらにも話しを聞いてみたいと思い、経験者募集にもエントリーしました。

今後どうしていきたいかを聞いてもらえたのが決めた理由

エントリーした企業は10社で、その内8社の面接を受けました。でも、面接には行けてもスキルチェックで不合格になったり、経験が少ないのでやっぱり難しい、という雰囲気になることが多かったです。ハッキリと「採用は無理です。」と言われたわけではないんですが。

そんな中、唯一フォーミックスだけが、現在のスキルではなく今後どうしていきたいのかを聞いてくれたんです。今の自分は学生時代の知識しかないこと。前職でWEBサイトの制作にたずさわっておもしろいと感じたこと。Webディレクションのスキルを高めていきたいことを素直に伝えることができました。自分の熱意を伝えられたことと、それを聞いてくれたことがこの会社に決めた一番の理由でした。

面接では、会社の環境を聞くことができたのも大きかったです。風通しが良く、上下関係なく誰にでも質問や提案ができたり、成果だけではなく過程を大事にする環境があるからこそ、ここで成長していけると思いました。

オンラインストアの売上が見えるだけでもおもしろかった

現在はアパレル企業のECサイトの運営と改修を担当しています。入荷してくる商品の管理や、バナーで打ち出す商品の選定、Facebookの運用などです。入社してすぐ引き継ぎをしてもらいながら、実務を通して仕事を覚えていきました。入社して5ヶ月経ちますが、まだ分からないこともたくさんあります。分からないことをすぐに聞ける距離に先輩がいるので、安心して理解を深めることができています。

入社してすぐはアパレルの業界用語やアクセス解析の専門用語がわからずに苦労をしました。お客様先で、先輩がサイト状況の説明をしていても、CPC(クリック単価)やCPA(顧客獲得単価)などの専門用語がポンポンと飛び出して、今何の話をしているのか分からなくなることもありました。社内のミーティングであれば質問することができるんですが、お客様先ではそれもできないので最初の頃は、詰め込んで色々な言葉を覚えました。

前職ではできなかったサイト分析ができることに、やりがいを感じています。今では、曜日ごとのユーザーの動きなど、細かな部分まで把握できるようになりました。その分析から、どういう改修をするとユーザーが動きやすくなるのか、買いたい商品にたどりつけるのか、を考えるのが楽しいです。自分の行なった改修で売上げが増えたり、ユーザーがサイトをリピートしてくれた時に成果を実感しています。

今はまだ、アクセス解析やディレクションを1人で完結できていないので、まずは1人でできるようになることからスタートだと思っています。それをふまえて、お客様やその先にいるユーザーに喜んでもらえるサイトを作っていくのが今の目標です。
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

5ヶ月しか経ってないようには思えないほどに成長している。
面接で感じた熱意は本物でした。

コンセプトデザイングループ プランナー
遠藤 秀樹
評価したポイントと採用理由 Webディレクターには100名以上の応募があり、毎日たくさんの面接をしました。中にはかなり個性的な方もいらっしゃいました。その中で米田さんは、特に強い個性があったわけではないんです。

今回、最も評価したのは仕事に対する熱意です。米田さんのほかにもWebディレクターの経験や、Web制作やアクセス解析のスキルがある候補者もたくさんいたんですが、彼女の熱意のほうがそれに勝っていました。特に、前職でWeb制作に触れて、作りっぱなしではなくサイトをよくしていきたいという具体的な意思表示をしてくれたことで、Webディレクターとして働くことへの意欲を感じました。

また、年齢差のある環境や、上下関係を気にしない社風に合う、コミュニケーション力の高さも採用のポイントでした。社風に馴染めるか、人間関係をうまく築けるかということは、どこの企業においても基本的に必要とされます。中でもディレクター職は、お客様との商談はもちろん、デザイナーやプログラマーに指示を伝えるなど、コミュニケーションを取ることが、仕事を進めるうえで重要なウェイトを占めます。彼女ならそこも柔軟に対応できるだろうと思いました。

今回の採用では人間性を重視していたので、そこがクリアできていればWebディレクターの採用ではなくてもよいと思っていたんですが、彼女の熱意なら問題なくディレクターとして成長してくれると思いました。

実際、まだ5ヶ月しか経っていないとは思えないほどに成長してくれています。Web分析師の資格を取ってね、と言ったらすぐに取得してくれたり。こちらが彼女の可能性をまだまだ引き出せていないんじゃないかな?と思うぐらいです。いずれは僕の作業を全て彼女に任せたいと思い、今は実際にチームに入って徐々に覚えていってもらっています。
企業情報
会社名株式会社フォーミックス 資本金1,720万円
事業内容Webサイトデザイン、システム開発、サーバ・ネットワークの構築・運用など、IT技術を利用したサービスの企画から制作、運営まで。 従業員数23名(2016年3月現在)