2015/5/19

応募社数95社。難航する転職活動は、考え方ひとつで好転した。

中山 雄市さんの転職体験記
前職建設会社の営業事務
現職建設資材メーカーの営業事務
中山 雄市(28歳)
Yuichi Nakayama
  • 応募社数95
  • 面接社数26
  • 転職までにかかった期間
この体験記のポイント
  • 退職してから臨んだ転職活動。90社以上にエントリーしても、不採用通知ばかり。
  • 転職活動が難航する中で「環境よりも、自分を変える」ことの大切さに気づく。
  • 考え方を変えた途端、即日内定をゲット。会社から期待される存在へ。

もう建設業界から離れようと思った。

新卒で入社したのは、建設業界において、工事を請け負い、その管理を行なう会社でした。転職する直前は協力業者の人員管理・書類管理などを行なう営業事務をしていたのですが、年に1回は異動があったので「これをやってました」というのはなかなか難しいんです。営業をやっていた時期もありましたし、現場の仕事もしましたし。ジョブローテーションなんていう聞こえの良いものではなくて、「欠員が出たからアッチの部署に行って」という感じで、使いまわされていたように感じていました。

どれも場当たり的に任されていたので、自分の成長や将来的なキャリアにつながっている実感を持てなかったんです。しかも「見て覚えろ!」という教育方針だったのでなおさら。慣れない仕事ばかりをするので、退社時間の遅い毎日が続きました。そんな状況から抜け出すために、別の業界へ行こうと決意しました。

「すぐに決まる」と思って先に会社を辞めたら…。

自身の経歴の中でもっとも事務経験が長かったこともあり、業界を変えた上で主に事務職を希望して転職活動を始めました。しかし転職自体が初めての経験であり、一貫性のないキャリアだったため、特に職務経歴書にはアタマを悩ませました。だから転職サイトとは別に、人材紹介会社にも登録をして、エージェントの方に職務経歴書の書き方から教えてもらうことにしました。

それでもなかなか転職活動はうまく進みませんでした。全部で90社以上に応募はしましたが、面接までこぎつけられたのは20社ちょっと。建設業界での経験を別業界でうまくアピールできていなかったんだと思います。そんな中、転職活動に専念しようと、2015年1月には前職の会社に退職の意志を伝えました。いろんな方に「決まってから辞めたらいいのに」とは言われましたが、当時の私は「専念すればすぐ決まるだろう」と、不安は感じていませんでした。けれどその思惑は大きく外れ、2月になっても内定はもらえないまま。有給休暇も残りが少なくなり、次第に焦りを感じ始めました。

大切なのは「仕事に自分をマッチさせること」だと気づいた。

ただ、この頃から考え方に変化が生まれ始めました。それまでは「自分のやりたいこと」を重視して仕事を探していました。けれど、うまくいかない理由を考えた結果、自分にできることを重視したほうがいいという答えに行き着いたんです。結局、自分の強みを一番活かせるのは、建設業界なんです。そこからですね、建設業界も受け始めるようになったのは。

アイコーの面接では転職理由や志望動機などのほかに、「建設業界は好きですか?」という質問をされたのが印象的でした。ちょっと前の自分ならうまく答えることができなかったでしょう。けれど「自分にできること」が大切だと考えるようになっていたので、きちんと自分の考えを伝えることができました。イヤだと思ってた建設業界の雰囲気も、自分から聞けばきちんと教えてくれたりとか、面倒見が良かったりとか、体育会のような雰囲気が嫌いじゃないと思えるようになったんです。

自分に合った仕事を見つけることは、とても大事です。でも一方で、自分自身の意識や考えを変化させて、仕事にマッチさせることもできると思うんです。そのことに転職活動を通して気づけたのは大きかったですね。今になって考えると、自分さえ変わることができていたなら、前の会社でももっと頑張ることができたんじゃないかなって思います。

いつかは胸を張って、前の会社の同僚と一緒に仕事がしたい。

それまでうまくいかなかったのがウソのように、アイコーでは面接当日に内定が出ました。手応えはあったものの、さすがに驚きましたね。ほかの企業の面接は残っていましたが、常務から直接お誘いのお電話をいただくなどして、徐々に気持ちがアイコーに傾いていきました。自分の経験やスキルを高く評価してくれて、「ここなら活躍できそう!」と自信が持てたんです。アイコーへ入社することに、迷いはなくなっていました。

まだ入社したばかりなので、まずはアイコーでの仕事に慣れることが大事だと思っています。ただ、前職での経験が活かせることも多くあるので、いつかは自分から提案をして、社内を変えていきたいと思っています。気づいたことをメモに書き留め、いずれ発言できるようになったときにすぐ引き出せるようにしています。そうやって会社に変化をもたらすことが、今後のキャリアに活きてくると思いますし。

前の会社を辞めるときに、「もう建設業界は嫌だ」と仲の良い同僚には言っていたんです。ただ、今は決してそうは思いません。いつかは胸を張って前職の同僚にも会いたいですし、前の会社も巻き込みながら新しいことができたら、お互いに仕事が面白くなると考えています。
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

経験よりも、彼のマインドをもっとも高く評価していました。

経理部 課長
荒金 幸司
評価したポイントと採用理由 今回中山を採用したのは、彼に業界経験があるからという理由がメインではありません。たとえば、ひとつは職務経歴書の書き方。様々な経験をしてきた中山ですが、「何をしてきたか」「どんな実績があるか」がわかりやすくまとまっていたのです。そのような職務経歴書を読むと、採用する側としても、「お、この人はいいな」と感じるものです。

面接においても、質問に対する受け答えがとても丁寧で、テンポがよかったのをよく覚えています。その場で考えているようでは、なかなかできないことでしょう。しっかり事前に「転職して何を実現したいか」ということが整理されていた証拠だと思います。建設業界では珍しく、言葉遣いが丁寧だったり、人当たりも柔らかかったのもポイントが高かったですね。会話の中で、人柄って出るものですから。

即日に内定を出す…ということは当社では異例中の異例なんです。中山がそれだけ採用したいと思える人材だったということになります。ほかの部署から「ウチにもほしい」と言われるくらい、引っ張りだこでした。今後は彼がのびのび社内で活躍できるように、採用担当としてしっかりフォローしていきたいと思います。
企業情報
会社名株式会社アイコー 資本金7700万円
事業内容≪建設工事に必須となる鉄筋の販売から加工、工事の請負までをトータルに手がけています≫ 1.鉄筋丸棒及び一般鋼材の販売 2.鉄筋工事設計及び工事請負 3.鉄筋(ネジ鉄筋・精密切断)の委託加工販売 4.溶接閉鎖型フープ(アイフープ、高強度785・1275)製造販売 5.端部機械式定着「Tヘッド工法鉄筋」の製造販売 従業員数104名(2018年2月現在)