2015/4/24

成長したい。その思いで飛び込んだ、エンジニアの道。

坂本 光平さんの転職体験記
前職携帯電話の販売
現職自社パッケージソフトのシステムエンジニア
坂本 光平(25歳)
Sakamoto Kouhei
  • 応募社数10
  • 面接社数4
  • 転職までにかかった期間2ヵ月
この体験記のポイント
  • 自分をもっと成長させるため、新しい環境へと飛び込む転職。
  • 不安はあっても、アピールポイントを明確にして挑戦。
  • 経験者の応募がある中で、未経験者が採用される理由とは。

とにかく「もっと成長したい」という気持ちが、転職の原動力。

大学を卒業後、新卒で入社したのは携帯電話などの販売を手がける会社でした。特徴は、メンバー間のフラットな関係性と、社内外の意見交換が活発だったこと。いろいろな方々と交流できる機会が多くて、コミュニケーションスキルは磨かれやすい環境だったように思います。

それに、周りのメンバーはほとんどが20代の同年代。当然、マネジメント層も若いメンバーばかりでした。実際、私自身も入社からほんの1年でチームの責任者というポジションにつくことになったんです。ただ、組織の責任者になってしまうと、「そろそろこの会社での“ピーク”が見えてきた」という気持ちが出てきたんですよね。もちろんその会社で自分が成長できること、学べることはまだありましたが、このままキャリアを重ねていくということは、自分の可能性を絞ってしまうことなのではないか、と感じるようになりました。

もっと自分を大きく成長させるために、新しい仕事にもチャレンジしてみたい。これまでとはちがう環境に飛び込んでみたい。そんな気持ちが強くなり、転職を決意しました。

経験なし。大学は文系。でも社風に共感してエンジニア職に応募。

販売の仕事では休みも不定期だったので、本格的な転職活動は退職してからにしました。収入がなくなってしまうので「早く決めなければ」という焦りもありましたが、応募をする際は慎重でした。とりあえず応募しておく、ということはせずに「ここで働きたい」と思えるものに1件1件応募していきました。

転職先を探す観点は、自分が成長できる仕事かどうか、という部分が最優先。新しい環境に入るために目指した転職だったので、職種にはこだわらず新着の求人にはずらっと目を通していきました。その中で見つけたのが当社のエンジニアの求人でした。目に留まった理由は、求人広告に書いてあった「社員全員で会社を作っていきたい」というメッセージに強く惹かれたから。これから先、色々なことができる環境なら、自分の成長にもつながるだろうと思えたんです。それに、メンバー同士の協調を大切にしているというこの会社なら、前の仕事で培ったコミュニケーションの力は活かせるはず。経験がなくても、きっと自分にマッチする会社だと思いました。

父親が設計の仕事についていたこともあって、もともとモノづくりの仕事には興味があったので、エンジニアという仕事には興味を持ってたんです。ただ、採用されるのは難しいかもしれないとも思っていました。経験がなく大学も文系だったので、他に経験者が応募していたら、どうしても見劣りしてしまう。だから、応募してはみたものの、面接の連絡がくるまでは不安でした。

言いたいことは全部言おう、と決めて臨んだ面接。

一次面接、適性テスト、二次面接とすべて1日でこなしたので、なかなかハードな1日でした。最初は緊張していましたが、堅苦しい面接ではなかったことに助けられましたね。意識していたのは「言いたいことは全部言おう」ということ。経験はないわけですし、出し惜しみしていて次に進めないのでは意味がありませんから。始まってみるとすぐにリラックスできたので、全力を出し切れたと思います。

主に聞かれたのは「エンジニアとしてどうなっていきたいか」ということ。技術的なことはまったくわからないので、まずはそこから学んでいきたい。コミュニケーション力は自分の強みだし、マネジメントの経験もあるので人と関わりあう仕事を目指したい。技術だけではなく、マルチな力を発揮できるように成長したい。そんな内容でアピールをしたと思います。

面接で実際に会社で働いている人と話してみると、応募前よりもはっきりと見えてくるものがたくさんありました。仕事内容はもちろんですが、どんな人たちと働くことになるのか、という部分を知ることができたのは大きかったですね。真剣に仕事に取り組んでいることがわかり、いろいろなことを深く考えて行動している、そんな人柄に触れてみて「この人たちと一緒に働きたい」という思いが強くなったんです。ですから面接から1週間後、内定の連絡をもらったときはとてもうれしかったですよ。「よろしくお願いします!」と即答しました。転職活動をはじめたのは1月からでしたが、3月頭には入社することができました。

少しずつできることが増える、変わっていく自分が、とてもうれしい。

入社してから、自分の中で気づいたことがあります。それは、指摘したり指摘をもらうことで、人は成長できるということ。前職では、周りにいたのは同年代ばかりで皆がフラットな立場だったので、あまりそんな習慣はなかったんですよね。それが最近では、今まで意識していなかったことや至らない点に気づく機会がとても増えました。自分とちがう視点で物事の一つ一つに方法論、リスクや打開策を考えた上で指摘してもらえる。これって、成長していくための環境としてはとても良いんだと実感しています。

今はまだ、1日のほとんどをプログラミングの勉強に使っています。先輩に出された課題などをクリアするために、できるところまでは自分で調べて、どうしてもわからないことがあれば周りの先輩方に聞いてみる。そうやって少しずつできることが増えていく、成長を実感する日々にやりがいを感じています。ゼロからのスタートなので、ちょっとしたプログラムを組んでみるだけでも面白いんですよ。それがゲームなどの形になって動くようになると、感動しますね。まだまだタイムマネジメントや考え方など追いついていないところもたくさんあって苦労もしていますが、そんなことより1日でも早く周りの役に立てるようになりたいと思っています。

これから先、自社開発のパッケージソフトを開発していくので、お客様と接する機会も出てくると思います。その時がきたら、要望されるものばかりではなく、プラスアルファで自分の考えたものを提供できるようになりたいと思っています。
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

未経験者の採用は、会社にとっても成長のきっかけになります。

システム開発部 マネージャー
大野 新太郎
評価したポイントと採用理由 実は今回の募集、未経験の人材を採用するためのものではありませんでした。小さな若い会社ですから、どうしても即戦力になる人材の方が優先度が高かったんです。しかも、これまでは社員の知人紹介を中心に採用を行なってきたため、公募からの採用自体が手探りでした。

ところがフタを開けてみると、今回面接した中では唯一の未経験者だった坂本君を採用することになりました。

技術が優れている方は他にたくさんいらっしゃいました。でも私たちがほしかったのは、システムをつくるだけではなく、お客様にどれだけ寄り添って考えられるか、という姿勢でした。技術やアイデアだけでも何年かは食べていけますが、いつかはそれだけで対応できなくなるときが訪れます。開発といえどもお客様あってのビジネスですから、お客様に「良い印象」を与えられるかどうか、コミュニケーションの部分も重要なポイントだと考えるようになったのです。

実際に坂本君と会った際、とても好感の持てる人だという印象を受けました。また「コミュニケーションには自信があります」と自分から言ってくれたことが採用決定の理由になりました。質問には的確に答えてくれましたし、なにより当社の社風や理念にも共感してくれていましたからね。

今回初めて未経験者を採用したわけですが、これは会社にとっても、良い影響がありました。人に教えるために「ここは注意した方がいい」「こういうことが大切」という話をすると、自分たちも改めて意識するようになるんです。教育環境が整っていないので至らないところもたくさんあり、正直、坂本君には申し訳ないなと思うこともあります。ただその分、次に自分が後輩を育てる立場に立ったなら、今の我々よりもきっとうまくできる人材になってくれると思います。こうした変化の積み重ねが、会社をより柔軟に、より強くしていくことにつながる。今はそんな期待がふくらんでいます。
企業情報
会社名株式会社ディータイド 資本金1360万円
事業内容■パッケージソフトウェアの開発及び販売 ■債権債務、財務会計、販売管理システムに関するソフトウェア(カスタマイズ)の受託開発 ■ソフトウェアの導入支援、保守サービス等のユースウェア及びコンサルテーションサービスの提供 従業員数6名