履歴書の資格の書き方とは?
履歴書にはさまざまな項目があります。氏名、顔写真、生年月日、住所、連絡先、学歴、職歴…と、数ある項目のなかでも、意外と軽視されがちなのが免許・資格の項目です。もし「とりあえず、取得している免許や資格を全部書けばいいんでしょ?」という考えの方がいたら、それはキケン。それはなぜなのか?その理由、具体的な書き方について、こちらで解説させていただきます。
■履歴書での免許・資格欄の書き方とは?
ルールとして知っておいていただきたいのは、免許や資格は取得した順番で記載していくということ。ただし、業務に関係のない免許や資格も記載してしまうというのはNG。保有している免許・資格をすべて記載しても、業務に関係なかったらアピールの材料としては機能しません。それどころか、採用担当者に「会社のことや職種のことを理解できていないのかな?」「ただの資格マニアかな?」というマイナスイメージを与えてしまう可能性も。応募企業・職種に関係のある資格のみ記載するようにしましょう。
■こんなときはどうする?免許・資格欄の書き方 -Q&A-
Q.もし、取得難易度の高い免許・資格を保有していたとしても、業務に関係ない場合は書かないほうがいいですか?
A.あまりにもマニアックな資格ではなく、取得した理由が明確であれば、記載していただいて問題ありません。採用担当者に「高い目標に向かって努力できる人」「自分を高める意欲のある人」という印象を与えることができるからです。
Q.業務には関係あるんですが、取得に向けて勉強中の資格は書かないほうがいいですか?
A.「○○取得に向けて勉強中」ということはきちんと記載しておきましょう。試験日が近く、取得がほぼ確実なら、「○月に取得予定」と記載してしまってもかまいません。
Q.免許・資格欄がさびしいので、少しレベルの低い資格でも書いておいたほうがいいですか?
A.あまりレベルの低い(ちょっと勉強したら取得できるような)資格は記載しないほうがいいでしょう。「向上心が低い」「自己研鑽を怠っている」という受け取られ方をされかねません。記載するかどうかの判断基準を下記にまとめましたので、参考にしてください。
以上が、履歴書の免許・資格欄を作成するときに注意していただきたいポイントです。履歴書は、項目の一つ一つが大切な自己PRのツールです。ムダにすることがないよう、ぜひ有効活用してください。