ポイントは事前に、自分自身にどのようなアピールポイントがあるのかを整理すること。企業が注目することが多い以下3点を軸にして考えてみましょう。
【1】どのような経験・スキルがあるのか
今までの職務経験の中で、どのようなスキルが身に付いたのかを具体的にし、さらにそのスキルを今後どのように活用することができるのか、ということに繋げていけると良いです。
まずは過去の経験業務を文章化してみましょう。その中で、実績、成功体験、マネジメント経験など、客観的に見てもスキルが分かるようなものがあれば、自己PRの中に取り入れてください。企業側にとっては、よりスキル内容を把握することができるポイントとなります。
事務職など、実績として数値などで表現できない部署で働かれていた場合は、自分自身が提案し成果がでたこと、効率化を図るためにどのようなことを行い成果がでたのかなど、あなたが貢献したことを考えることが重要です。
【2】仕事に対する姿勢
今までのスキルももちろん大切ですが、仕事に対する姿勢や取り組み方もアピールポイントとなります。 目標達成に対する姿勢や、顧客や社内の人間との対応に関して努力したこと、知識獲得のための自己啓発、など、実績に繋がっていなくても、仕事をする上で努力したことなどは、仕事に対する前向きな姿勢をアピールすることができます。
【3】人間性
仕事のことだけでなく、今までの経験(例えば学生時代など)から得た長所などは具体的にアピールしましょう。当たり前ですが、ただ単に「努力家です」などと述べるのではなく、「このような経験を通し、このような結果を残すことができました」という具体的なエピソードを添えられるよう、事前に準備していただければと思います。
上記の内容を整理し、しっかり企業研究を行なった上で面接に臨んでください。応募職種に対する思い入れや、企業の理念とすることに共通点があれば、それらを盛り込んだ内容にすると良いでしょう。
事前にしっかり準備がしてあれば、面接でも躊躇することはなくなります。当日は堂々とした態度で臨んでください。