一般的に、
業務全体(業務を覚え、自分で業務を行い、さらに後輩などに教える、という一連の流れ)を経験して理解するためには、3年程度が必要とされています。
1年目の段階では、まだまだ企業の悪い面ばかりが目に入り、良い面に気付く余裕がなくなりがちです。2年目に入り、後輩の面倒などを見ていく中で、企業全体について理解し、
3年目でようやく自発的に仕事ができる状況になります。
しかしながら、M.Sさんは「苦痛」を感じていらっしゃるとのこと。苦痛を感じながら闇雲に走り続けるのは、正直辛いものですよね。自分自身の成長度合いについて、客観的に評価することができたなら、精神的な安定がもたらされるのではないかと思います。
一例になりますが、エン・ジャパンの入社後活躍研究所では、仕事で活躍し続ける人材になるために「7つの考え方」と「4つの能力」が欠かせない、との研究結果を発表しています。以下のうち、現在自信を持って「身につけている」と言える考え方・能力はどれになるでしょうか?また、今後どういった点を伸ばしていきたいと考えますか?ぜひこの機会に整理してみてくださいね。現職の仕事に向き合う活力になると思いますし、もしいつか転職せざるを得なくなった際に役立つはずです。
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▼7つの考え方
・自己変革性
・目標必達性
・多様受容性
・周辺変革性
・主観主義性
・自発利他性
・Enjoy-Thinking
▼4つの能力
・対人関係力
・発想力
・論理的思考力
・組織貢献力
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上記の「7つの考え方」と「4つの能力」について、詳しくは
これからの時代に必要な「入社後活躍力」 ―I&WとCSA―でご案内しています。こちらも参考にしていただけると幸いです。