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取材から受けた会社の印象
設立から59年の歴史を持ち、建物の総合管理を手がけている同社の強みについてお話を伺いました。物件のメンテナンスを行なう企業は、マンションやオフィスビルなど、建物の用途ごとに特化していることが多いようですが、同社では幅広い物件を担当。そのため、マンションやオフィスビルのみならず、商業施設や劇場、ホテル、学校、スポーツセンターなど、さまざまな施設に対応しているそうです。数多くの物件管理業務で蓄積されたノウハウは、同社ならではの強みといえるでしょう。
さらに、建物の業種や規模、系列にとらわれずに、独自の維持管理手法を研究開発していることも特長。これにより技術力や提案力、コスト競争力を高めているそうで、実際に売上を着実に伸ばしています。同社が長きにわたってお客様から選ばれ続ける理由は、こうした独自の強みを存分に活かして顧客の満足度を追求する企業努力にあるのだと実感しました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい「こうしたら、もっと効率的に業務を進められるのでは?」という意見。定期的なミーティングで発信しやすいだけでなく、採用されて形になることは少なくないのだとか。役員を兼務する部長が同じフロアにおり、決裁権を持っているからです。自分の意見が採用される喜びはもちろん、形になることで生産性が上がるため、会社を支えている実感を持てるようです。
厳しさ多くの従業員が社内システムを使っています。そんな新しいシステムを導入するとなると、仕様を確定させるためにさまざまな関係各所と調整することになるようです。ただ、日常業務の合間に協力をお願いすることになるため、連絡しても「忙しいから後にしてほしい」と回答されてしまったり、自分の都合がよくない時間帯でしか打ち合わせを設定できなかったりすることが少なくないといいます。相手のスケジュールに合わせなければいけない大変さがある仕事です。
この仕事の向き&不向き
向いている人景気に左右されにくい建物の管理を手がけるのが同社です。着実に事業を拡大して上場し、半世紀以上にわたって安定した業績をあげています。安定企業で働きたい方にオススメでしょう。
向いていない人新しいシステムを取り入れるなど、「チャレンジ」を大切にしているとのこと。そのため、現状から課題を探し、改善する意見を積極的に出してほしいといいます。挑戦する姿勢と行動が求められることに抵抗がある方には向かないでしょう。