取材から受けた会社の印象
アイザックシステムズは、一見、よくあるエンジニアの会社。ですが、他社とは違うと言えるところが1つあります。それが、「利益を重視していない」ということ。この業界では、取引先の要望を優先するあまり、社員に対して、「ムリを聞いてほしい」と会社が言ってしまうことがよくあります。ですが同社では、「取引先に融通を利かせるよりも、社員を欠けさせないことの方が大切」と言い切ります。健康的な環境で社員がパフォーマンスを発揮し、取引先との信頼を結んでいく方が、結果的に会社の利益になるはずだと考えているそうです。
社長の安東さんは「これって普通の考え方ですよ」と言います。が、実践できていない会社が多いのも現実。実際のところ、リーマンショックの時期にも同社が売上を落とすことはなかったことからも、同社の信頼の厚さは実証されているとみるべきでしょう。将来を考えるなら、“長く続けられる”環境であることは重要ですよね。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい同社には大手クライアントから「○○さんの予定があくまで待ちます」という指名での依頼がくるエンジニアもいるそうです。「余裕があってこそ実力が発揮できる」という同社のスタンスが形になった結果ではないでしょうか。残業はごく少なめで、社長やベテランからのフォロー体制もあり、働きやすい環境で成長していけることは大きなやりがいになるはずです。
厳しさ少人数の会社ですが、大型のプロジェクトもあり、そこでは一人ひとりの与える影響も大きなものになります。ちょっと気を抜いたことが思わぬ重大な結果を招き、周りのメンバーにも迷惑をかけてしまうことがあるかもしれません。
この仕事の向き&不向き
向いている人今は経験が浅くとも、「一歩一歩、堅実にキャリアと技術を磨いていきたい」という方にぜひオススメしたい環境です。一人ひとりに目が行き届き、その要望をきめ細かく汲み取ってくれる会社ですから、腰を落ち着けて長く活躍していくことができるでしょう。
向いていない人求める人物像は、「“明るく快活に対応できる”と自信を持って言える人物でなくともかまいません」とのこと。ただし、社会人として報・連・相ができなければ、厳しいと言えるでしょう。