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取材から受けた会社の印象
注目すべきは、同社の好調な業績です。ここ3年の売上は前年比120%以上、10期連続で黒字経営を続けているとのこと。その背景には、独自のマッチングのノウハウがあるようです。医療業界でスタッフの定着率を高めるには、勤務地や給与といった表面的な条件のマッチングだけでは難しいとのこと。同社では3つ以上の勤務先を紹介し、納得して選んでいただくようにしているとのこと。「求職者の満足度を高めるには、“自己納得感”が大切」と社長。手厚いフォローにより、業界の3倍以上のマッチング率と定着率を実現しているそうです。さらに、今年中に介護士の人材紹介事業を立ち上げていく予定だと言います。
超高齢化社会に向けて、景気に関係なく医療系人材へのニーズは高まっています。急成長を続ける業界で、高品質なサービスを提供している同社。経営の安定性はもちろん、将来性も期待できそうな会社だと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいスタッフとの密なコミュニケーションを取るスタイルの同社。そのせいか、保険や家庭のことなど仕事以外の相談をされることも多いとか。転職でライフステージを変えたい理由や背景を深く知ることができるので、より質の高い提案ができるそうです。また、深く関わる分、仕事先が決まったときには感謝されることが多くやりがいを感じるとのこと。感謝のしるしとして、お菓子やギフトカードをいただくこともあるそうです。
厳しさどのように医療施設へ人材を紹介するか、どうスケジュールを組み立てるか。それらのすべては人材コーディネーターの裁量に委ねられています。自由で行動しやすい反面、目標を達成できなかったりトラブルがあったりすればすべて自己責任。「自分のことは自分でやらなければならない」というプレッシャーは常につきまといます。
この仕事の向き&不向き
向いている人生産性の高い働き方が評価される同社。終業時間まで集中して働き、成果を出すことが求められます。漫然と残業する人より、メリハリをつけて働きたい人に向いています。
向いていない人対人の仕事なので、頑張って紹介したスタッフがすぐに辞めるなど想定外のことも。ストレスを抱え込まないためには、割り切りも必要です。感情移入しすぎる人、落ち込みやすい人には向いていないでしょう。