取材から受けた会社の印象
病院の事務系部門というと、黙々と作業だけに集中しているような、堅いイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。ですがここでは、皆さんとても活発にコミュニケーションを交わしており、またチームワークで仕事に取り組んでいる姿が印象的でした。肩肘は張らずに、にぎやかな雰囲気のなかで働ける。そんな風土はグループ全体に共通しているようで、例えば同グループでは年1回、運動会を開催。病院対抗リレーやムカデ競争、大縄跳びなどの競技に、医師や看護師も含め、皆さんが本気で取り組むそうです。また、社員旅行でテーマパークや温泉などへ毎年出かけている事を、スタッフの皆さんが楽しそうに話してくださいました。そしてもちろん、これらのイベント企画も担っているのが、今回転職される方の配属先である人事部なのです。馴染みやすい雰囲気もあり、またやりがいのある仕事も待っている環境だと、感じる取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいスタッフの数が総計1万人を超えるという、とても規模の大きな医療法人グループの一員。その組織を支えている人事部での仕事は、とてもやりがいのあるものとなるでしょう。それだけの規模でありながら、人事部のメンバーは少数精鋭。自分の企画やアイデアが取り入れられ、形になっていく面白みも存分に味わうことができます。大手医療グループを、自分の仕事が支えている。そんな実感を味わうことができる環境です。
厳しさ医療の“現場”がスムーズに動いていけるようサポートしていく仕事です。当然、“現場”についても詳しくなければ、実効性の高い企画・提案はできません。最初のうちは勉強しなければならないこともたくさんあるでしょう。また、運営層と現場との間の調整役として互いの意見や希望を正確にくみとり、まとめ、形にしていく作業は、やりがいがある反面、大変であるとも言えます。
この仕事の向き&不向き
向いている人事務作業以上に、様々な“企画”に関わることが求められる仕事です。意見やアイデアをどんどん発信し、またわからないことは素直に聞ける、そんな自分から主体的に動ける方が向いています。経験は問われませんので、営業などで交渉ごとに慣れている方もその素養を活かして活躍できるかもしれません。
向いていない人いわゆる“指示待ち”タイプの方、「バックオフィスの仕事ならルーティンワークで楽」という認識で入る方には、向いていません。また、医療や介護の現場が抱える課題を解決する仕事なので、「医療・福祉の業界にまったく興味がない方」も活躍が難しいです。