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私たちはまず、障がいを持つ子どもたちのありのままを受け止めます。
できないことはできないでいい。やりたくないことはやらないでいい。
それもひとつの尊い個性と受け入れたうえで別の可能性を探すのです。

例えば、お話するのが苦手だという子どもには、お話することに固執することはありません。そのようなときは、まったく別の視点から、一緒にお絵かきを楽しむことも。そこで、パッと花が咲いたような笑顔を見せてくれる子どももいます。

また別のときは、この子は計算が苦手だから…という一例だけで、細かい作業全般を、周囲の人がブレーキをかけていたことがありました。そのようなときは、ちょっと角度を変えて、工作を一緒にはじめたことも。ステキな作品を作ってくれました。

大切なのは、対等な目線で子どもたちのまだ見ぬ可能性を一緒に見つけ、育てていく支援をすること。
可能性を見つけた子どもたちの、知らなかった"意外な”顔に出会うことができます。