取材から受けた会社の印象
「にじいろ保育園」では、五感を使った人格形成を目指しているそう。特に発達段階において、子どもたちの「やりたい!」が重要な役割を果たすと考えている同社。一人ひとりの興味や好奇心を満たすことができる、オリジナルの遊びを多く実践されています。
具体的には、植物栽培や生き物飼育、社会性を育てるごっこ遊び、言葉への興味や思考力を育てる絵本選びなどを行っているそう。加えて、子どもたちが絵本の登場人物になりきるというユニークな遊びも。世界観を作るにはどんな小物が良いか自分で考えたり、セリフを考えたりと、発想力が身につくそうです。ほかにもウサギやヘビなど、引いたカードの生きものになって動き回る遊びなど、内容は実にさまざま。楽しみながら学べる環境だからこそ、園はいつも子どもたちの笑い声でいっぱいです。
遊びに全力な「にじいろ保育園」。子どもたちの笑顔にパワーをもらいながら働けそうですね。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい「にじいろ保育園」では、大人都合の保育を行いません。子どもたちの「やってみたい」を受け止め、カタチにすることが仕事だといいます。何をしたら楽しんでくれるかを考え、オリジナルでおもちゃを作ってみたり、手遊びや造形遊びをしたり、保育士同士で話し合いながら試行錯誤します。子どもたちは自分の好きに正直だから、全部が受け入れられるとは限りません。でも、だからこそ、自分のアイディアで子どもたちが笑顔になったら、その喜びはひとしお。そして、日々子どもたちの成長をそばで見守れることが、何よりのやりがいだそうです。
厳しさ子どもたちの状況を報告したり、保護者様の意見を共有したりと、円滑に園を運営するには保育士同士のコミュニケーションが必須。保育は、一人で行うものではないのです。悠々自適に、とはいかないことが窮屈に感じる場面もあるでしょう。また、報告・連絡・相談がおろそかになれば、保護者様からのクレームにもつながりかねません。自己判断で行ったことが、のちに予期せぬトラブルを引き起こすこともあるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人クラスを複数人で担当したり、毎日会議をしたり、先生同士でコミュニケーションを取る機会がとても多いそう。「コミュニケーションを大切にできる方」「協調性のある方」「報告・連絡・相談を徹底できる方」に向いているでしょう。
向いていない人子どもたちが安全に過ごせるよう見守るのが、保育士の大事な役目。「責任感のない方」には向いていないでしょう。