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今日はA大学の教授を訪問し、インテリアの提案を行なう。
研究所に足を踏み入れ、まずは室内を見回す。

机の上に書類があふれてるな、書類をしまう書庫が足りていないのか。
イスの生地がほつれてる、古いものみたいだ。そろそろ買い換え時か。
通路が狭く移動が大変そう。移動のし辛さってストレスになるよな…。

──瞬時に課題を見つけ、教授にぶつける。
「ここに大きなキャビネットを置けば書類も片付くし、スペースも確保できますよ」「イスの買い替えは考えていないですか？今こんな商品があって…」。
すると教授は『足の踏み場がなくて困ってたんだ。あと最近腰も痛くてね…。負担の少ないイスってあるかな？』と悩みを打ち明けてくれた。

提案したのは、スペースを取らない引き戸タイプのキャビネットに、腰当てつきのイス。色は教授が好きだと言っていた青を選んだ。

1日の大半を過ごす職場だから、少しの改善でも働きやすさは大きく変わるもの。ただ商品を紹介するだけでなく、客観的に課題を見つけてお客様の「働きやすい環境」をつくるのが、営業の役目なのだ。