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確かに、エンジニア一人あたりの売上を見れば、技術力の一部は評価できるかもしれません。でも、本当にそれだけを評価の対象にしていいのでしょうか。「プロジェクトが佳境のときに、周囲のメンバーを明るく盛り上げてくれた」とか。「遅れているフェーズがあったとき、気持ちよく手伝ってくれた」とか。そうした技術面だけでは測れない行動が、プロジェクトを円滑に進めることだってあるはず。だからGCGでは現場のメンバー同士の評価を重視し、給与や昇格に反映させていく制度を取り入れました。

評価対象となるのはスキルのほか、メンバーとの交流度、プロジェクト内での役割、あるいは健康管理など全25項目。しかも、優秀者（ほぼ全員）には月1回報奨金を支給し、社内で「頑張ったね」と称えています。

こうした取り組みの成果でしょうか。最近では「ISOを取得しましょう！」とか、「新しい資格手当を導入しましょう！」とか、社員がどんどんアイデアを出してくるほど。みんなが会社に愛着をもち、経営にも参加することで、働きやすさは加速するばかりです。