取材から受けた会社の印象
「不動産管理って、本当に面白い仕事だと思うんですよ」と語る代表の真田さん。その真意を確かめてみると、自分の発想をかたちにしていける仕事であることを知りました。というのも、ビル内の設備は多種多様。エレベータのような機械もあれば、デジタルサイネージなどWeb・IT系のものもあります。さまざまな分野で技術革新が進む今、「探してみれば新しい発見がきっとあるはず」というのが真田さんの考え。新たな提案を柔軟に受け入れる風土があるからこそ、内容のよしあしは気にせずにどんどんアイデアを出してほしいとおっしゃっていました。経験のない方には難しく思えるかもしれませんが、「紙でやり取りしていた申込書をメールでもできるようにしよう」といった提案でもOKだそう。今回入社する方には、情報収集や新たな提案を意欲的に行なっていく働きが期待されているようです。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいオフィスビルの管理では、数百万円、あるいは1000万円以上する工事を動かすことも珍しくありません。その計画や判断などに携わるため、スケールの大きな仕事を手がけている喜びが味わえるでしょう。工事もビル賃貸事業の一環ですから、収益にインパクトのある仕事を任されている実感もわくはずです。自らの提案が受け入れられ、それがかたちになり、収益改善という結果となって返ってくる。そんな醍醐味も大いに味わえるでしょう。
厳しさ1人で複数の自社物件を管理します。日々忙しく働いている中で、差し込みで入ってくるのが設備トラブルに関する連絡です。「オフィスの空調が効かない」「エレベータの調子が良くない」など、すぐに動かなければならないケースもよくあります。テナントに対し、より良い空間提供を行なうことが第一義的な目的であり、早期のトラブル解消が求められるシーンも多く、こうした依頼によって予定通りに仕事が進まないことも多くあると思います。
この仕事の向き&不向き
向いている人電力会社を変更する、新たな設備を取り入れるなど、自分の意見がビルの収益改善につながります。周囲と連携してものごとを進められる方、新しい技術・製品の情報を積極的に収集できる方などにぴったりです。
向いていない人要望するところはキッチリ要望する、協力すべきところは協力するなど、対等な関係を意識してコミュニケーションを取ることが重要です。発注側だからといって横柄な態度を取る方には向いていません。