取材から受けた会社の印象
少子化により子どもの数自体は減少傾向にあるものの、教育関連の市場は拡大しているそう。親の子どもに対する教育への想いが年々強くなっており、教育にお金をかける傾向が高まっているからです。こうした状況を受けて、塾業界でも多くの競合がひしめいています。
そんな中で株式会社WizFieldは、競合企業の事業展開を踏まえた戦略を取ることで成長を続けています。一般的に塾は、通いやすい駅前などに開校することが多数。しかし同社の教室は、いずれも郊外にあるのです。郊外には住宅が多く、住宅があれば当然子どもも多い。あえて他社があまり進出しないエリアで勝負することによって、実際に顧客から選ばれ成長してきたのです。そこで重要になるのはコンテンツです。塾で何が得られるか、どういう体験ができるかということ。社員の方々もアイデアを出しながら経営に携わっていることから、安定的な成長につながっているのですね。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい「どうしたら子どもたちが楽しんで塾に通ってくれるか」ということをテーマに教室運営に携わっています。自習すればするほどポイントが貯められ、ポイントに応じて図書引換券をプレゼントしたり、「学校でどんな遊びが流行っているの?」と普段からコミュニケーションをとったり。そのアイデアは現場のスタッフたちが考え、実行することも多いのだそう。保護者面談や電話などで「うちの子が楽しんで塾に通っているなんて」といった声を聞けたら嬉しくなるそうです。
さらに、子どもたちが楽しめる仕組みづくりの会議には、社長も参加するとのこと。社長との距離が近いため、教室運営に関してだけでなく経営ノウハウも直に学べるのだとか。なかには、独立する方もいて、これまで6名が入社2~3年で独立しているそうです。子どもたちが楽しめる仕組みづくりができる面白さだけでなく、将来的には”独立”を視野に学んでいける点も大きなやりがいにつながるでしょう。
さらに、子どもたちが楽しめる仕組みづくりの会議には、社長も参加するとのこと。社長との距離が近いため、教室運営に関してだけでなく経営ノウハウも直に学べるのだとか。なかには、独立する方もいて、これまで6名が入社2~3年で独立しているそうです。子どもたちが楽しめる仕組みづくりができる面白さだけでなく、将来的には”独立”を視野に学んでいける点も大きなやりがいにつながるでしょう。
厳しさ子どもが楽しんで学べることを大事にしている同社。しかし”楽しい”だけでは塾として成り立ちません。当然ながら、成績アップが求められます。そのため、生徒1人ひとりに向き合って教え方を工夫する必要も。楽しい塾づくりと同時に、学力で結果を出さなければいけないことは理解しておく必要があるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人「生徒が通いたくなる塾」をキーワードに、現場で考えてさまざまな仕組みをつくっています。子どもが楽しんで学ぶ姿に直接触れられるため、子どもが好きな方に向いています。
向いていない人「いつかは教室長になれる」と思って受け身で指示を待つ方には向いていません。また利益ばかりを重視して生徒や保護者さんへのフォローを疎かにしてしまう方にも不向きです。