APアウトソーシング株式会社

事業の強み:
同業他社と比べて非常にサービスの質が高いです。
ここまで手厚く精度の高い給与ベンダーはそうそう無いので、自分が企業側として使うならこの会社を選びます。
多少委託料が高くても使う価値があります。

事業の弱み:
同業他社と比べて非常にサービスの質が高いということに、退職した社員しか気づかないことです。
自分が退職して他給与ベンダーと関わってみてそれに気付きます。
事業としては今後も需要が高まっていく業種に思えますが、アウトソースしたもののサービスの悪さに結局自社に戻す企業も多いため、給与ベンダーそのものへのイメージが下がっている印象をうけます。
この会社のように良いサービスを提供している給与ベンダーはとばっちりで割りを食うのではという懸念を感じます。

成長・キャリア開発:
未経験でも人柄がよければ入社できるので、むしろ未経験から労務実務を経験するには良いです。
頻繁に研修もあります。ただ、OJTという文化はなく「自力で過去ファイル見て読み解け」というスパルタなので何時間もファイルと睨み合って自力で進める必要があります。
そのかわりファイリング方法は徹底されているためたしかに過去ファイルを見れば時間は
かかりますが、どうにかなります。
業務量が多いため実務経験はつめますし、一年いれば未経験からでもそれなりに身につくのではないでしょうか。

女性の働きやすさ:
女性の多い職場のため産休育休には非常に寛容です。複数回産休育休に入る社員も多数いました。

福利厚生:
監査法人系列の健保を通じてカフェテリアプランが利用できました。
会社としては退職金制度がありました。支給額は多くはありませんが、いまどき退職金制度のない企業は多いので制度があることは非常に良いと思います。

オフィス環境:
狭いです。
広くないオフィスに、パーティションで区切られたデスクがひしめき合っています。
休憩スペースなどはありません。
新人はキャビネットの鍵締め当番があるのですが社員全員が夜遅くまで仕事をしているため、自分が早く帰りたいときなどに先に鍵を閉めなくてはならないのが気まずかったです。
数字を扱う仕事ですが、支給がノートPCのみなのもきつかったです。

入社時の期待と入社後のギャップ:
ベンダーなので忙しいことは覚悟はしていました。
残業代もみなしであることを理解して入社しましたので、さほどギャップはなかったです。