一般財団法人交通経済研究所

入社時の期待と入社後のギャップ：
研究員という職種の自由度や裁量についてどの程度あるのかに関心がありました。実際には、提示された課題に対する調査・研究に使う時間が業務内で大きなウエイトを占めるため、自分の関心に基づく調査・研究に多くの時間を使うことができると期待すると少々ギャップがあるかもしれません。一方で、その他の業務では自分の関心に基づく調査・研究テーマを設定し執筆できる機会が多くあり、提示された課題の調査・研究を含め業務の進め方も研究員に任されている部分も多いので、一定の自由度や裁量のある環境と感じています。

勤務時間・休日休暇：
ワークライフバランスはとりやすい環境だと思います。勤務時間は１日あたり7時間40分ですが、フレックスタイム制が適用されています。そのため、コアタイムの11時～15時を除き、自分の業務の進捗状況やプライベートの予定に合わせて１日の勤務時間を柔軟に調整できます。休日は出張等が重ならなければカレンダーどおり、年次有給休暇は自分の業務の繁忙期を避ければ支障なく取りやすいです。

女性の働きやすさ：
女性だからと言って業務内容が制限・差別されることはありませんし、不当な評価をされることもありません。頑張った分だけ評価されるのでやりがいは感じられますが、それ故に業務量が増えたり、責任が重くなったりすることもあります。
出産・育児に関する制度は整備されており、その取得に関しては当該職員の希望が尊重されます。導入されている時短勤務制度では、勤務時間が選択可能（5時間または6時間）で、出勤時間・退勤時間も固定ではなく一定程度のフレックスが認められていることや、周囲の理解もあることから、通院や保育園・学校等の行事等への参加は比較的しやすいと思います。

企業カルチャー・社風：
基本的に静かな職場です。その理由としては、（複数人のチームで行う調査もありますが）調査・研究業務がメインであること、自身の興味等に基づく調査・研究を行うことから、パソコンに向かって黙々と作業や執筆することが多いためです。そのため、一見すると話しかけにくい雰囲気が感じられますが、職員一人一人は明るく親切なので、会社全体のイベント（飲み会や旅行）では盛り上がりますし、和気あいあいとした雰囲気になります。
また、職員同士のいじめは全くありません。

組織体制・コミュニケーション：
それぞれの機能に特化した「センター制」が導入されています。主に受託調査・研究を行う「調査研究センター」、専門月刊誌の発行や膨大な資料の管理を中心とした情報提供・発信を行う「情報センター」、総務・人事的な業務を行う「総務部」に分かれています。
調査研究センターおよび情報センターに属する職員の大半が、業務および自身の興味等に基づく調査・研究を行う研究員です。

勤務時間・休日休暇：
全職員を対象にフレックス勤務制度が導入されています（育児中の職員には時短勤務制度あり）。
土日祝日は原則休日です。休日に業務（調査関係）が入る可能性もありますが、超勤手当または振休取得が可能です。また、有休取得や各種休暇制度の取得については、当該職員の希望が尊重されます。夏休み休暇はありませんが、有給取得が可能です（慫慂される）し、GWや年末年始以外の期間でも有休が取りやすいため、自分の業務の進捗状況等に応じて、1週間程度のまとまった有休を取得して旅行等に行く職員も多数います。