回答者:30代 / 男性 / 現職(回答時) / 正社員
2011年時点の情報
・当社では、機能分担・リスク分散を進める為 海外進出を1997年インドネシア、1998年中国・蘇州に現地法人を設立。製造製品はデジタル・アナログ血圧計であるが、デジタル血圧計は3分の2をインドネシア、3分の1を中国で生産し、アナログ血圧計は100%中国で生産している。血圧計以外の心電計、パルスオキシメーターなど、特殊で利幅も大きいが生産ロットが少ないものは、日本で生産している。基本的には、多品種、少量で利幅が大きいものは日本で、大量生産品は中国とインドネシアで生産する分業体制が敷かれている。完成品は、日本の他、アメリカとヨーロッパ向けが多く、アメリカとドイツには営業拠点も置いている。
東アジア進出目的はコストダウンであるので、中国で調達する部品や材料は、ほぼすべてローカル企業や台湾系企業を調達先にしてコスト削減効果を上げている。デジタル血圧計の部品のうち、重要な物は中国で作ってインドネシアへ輸出するなど、拠点間の連携をしている。
これらの中国・ASEAN拠点で機能分担・リスク分散により、今回の様な世界不況及び異常気象、国内大地震によるサプライチェーンの調達にも対応ができる体制が整っている。
口コミ投稿日:2015年08月24日
東アジア進出目的はコストダウンであるので、中国で調達する部品や材料は、ほぼすべてローカル企業や台湾系企業を調達先にしてコスト削減効果を上げている。デジタル血圧計の部品のうち、重要な物は中国で作ってインドネシアへ輸出するなど、拠点間の連携をしている。
これらの中国・ASEAN拠点で機能分担・リスク分散により、今回の様な世界不況及び異常気象、国内大地震によるサプライチェーンの調達にも対応ができる体制が整っている。
事業展望・強み・弱み
・海外展開による事業の最適配置の実現や、本社と海外拠点の機能分担体制が全社的効率性の向上に寄与しており、新たな顧客獲得に成功している。
・海外現地法人を持つことで社員の国際化に対する意識が高まるほか、現地へ派遣された社員は、様々な苦労に直面する中で、グローバリゼーションを肌で感じたり、日本では経験が難しいような多数の部下を指揮・監督したりすることで、将来の幹部候補としてキャリア形成上プラスになることも多い。
・待遇面においても群馬県内ではトップクラスであり、社員のモチベーションを高くしている。