国立大学法人九州大学

成長・キャリア開発：
ある程度の裁量を与えてもらっているので、自分で考えてマネジメントできていることにやりがいを感じています。小さいですが組織を動かしていくことや良好な職場環境を作っていくことに苦労することもありますが、そこから学ぶことも非常に多く、自分自身の成長につながっていると感じています。学生さんとの接点も多いので若いエネルギーももらえていて、彼らから刺激を受けることも多いです。

働きがい：
働き甲斐というものは非常に感じています。中間管理職的な位置にいるので、上司にあたる先生方の方針を受けて、その方針に向かって組織を動かすことを行っているのですが、どのようにしたら個人個人のスタッフがその方向に向かって最大限の能力を発揮できるのかを考えながら、良い職場環境や職場のルールをメンバー全員と一緒に構築していくことに苦労することもありますが、とても良い経験をさせてもらっていると思います。

女性の働きやすさ：
女性にとって、とても働きやすい職場だと思います。育休や産休も取ることができるようで、子育て中の女性に対して、時短などの制度も整っていて、早退することに対しても遠慮がいらない環境だと思います。現在所属する部署は少人数ですが、全員女性で平均年齢は36才。20代の女性もある程度の裁量を持って働けているので、女性にとってもやりがいはあると思います。

企業カルチャー・社風：
全体で見ると一般的な公務員に酷似していると思います。国立の教育機関なのでその点は仕方ないのかなとも思います。現在努めている部署は、ベンチャーやアントレプレナー、イノベーションの創出に取り組んでいる組織なので、新しい取り組みが非常に多くチャレンジングな雰囲気がいつもあります。古風で大きな組織体のなかで、チャレンジングなことをやっている部署なので苦労することが多々あるのも事実です。

組織体制・コミュニケーション：
職場は６人程度で和気藹々とした雰囲気で円滑なコミュニケーションのもと業務ができていると思います。ただ、業務を遂行するにあたり学内の他の部局との連絡調整などが発生するのですが、非常に大きな組織なため、どこに相談していいか困ってしまうこともよくあります。全く面識のない職員と電話やメールで相談することも多いです。また、担当者によっては非協力的な職員もいるので苦労することもあります。

勤務時間・休日休暇：
比較的ワークライフバランスは取れていると思います。勤務時間は9:00~17:45で一般的な公務員と同じです。残業は年度末などの繁忙期は少し増えますが、基本的に定時で帰れます。今の所属先が土日のイベントが多いので、休日出勤が非常に多いです。振替休日は取れるのですが、業務量との関係で取れない時期もあったりします。

多様な働き方支援：
新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務も認められるようになりました。会議もすべてオンラインに切り替えられたので、今は週に２～３日の出勤をしています。時間休も取れるので多様な働き方ができる環境だと思います。現在の役職では副業も申請されれば認められます。ただ、役職によっては副業が認められない職員もいます。

福利厚生：
一般的な社会保険は整っていますが、それ以上の充実した福利厚生は無いように感じます。
有期契約職員なので退職金などもありません。
年に一回の健康診断があります。個人的には健康のことを考えて、特に婦人系の検査を行いたいのですが、いちいち別途予約をしなくてはならず、そこの配慮が足りないなと感じたことがあります。

オフィス環境：
職場の立地が悪いです。公共交通機関を利用する場合、最寄駅からさらにバスを利用して通わなければなりません。通勤のストレスが多くなるので、車通勤をしています。住んでいる場所にもよりますが、平均して片道30分以上の通勤時間を要する人が多いと感じています。
職場についてしまえば、自然も豊かで開放感のある職場で、快適に業務に取り組める場所だと思います。近くの学食もとても安価で栄養バランスも考えられているのでいつも利用しています。