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取材から受けた会社の印象
自動車業界全体の新車販売数7400万台のうち、500万台が日本のマーケットとのこと。全体の約6.7%しか国内では売れていないことになり、ほとんどが海外での売上や輸出なのだそう。そのため、いかに海外のニーズをつかみ、業界で生き残っていくかが重視され、生産拠点もどんどん海外に移す流れにあると言います。
同社も2013年に中国・天津に新工場を設立。それ以前にも、アメリカやカナダ、インドネシアなど計6つの工場を開設しています。小型の自動車部品メーカーでここまで大規模な工場を構えているのは珍しいとのこと。トヨタ自動車と取引を長く続けてきたからこそ、ここまで会社が成長したのだそう。今後も継続的に取引していくために、現地での教育を行なうなど、要となってくる海外工場に注力しているのだとか。今後も安定した経営が望めるのではないでしょうか。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい取引先に提案を聞いてもらえた時に、自分の介在価値を感じるそうです。最初は知識も経験もないため、取引先から「そういうのはいいから、言うとおりにやってくれればいいよ」と言われ、なかなか提案を聞いてもらえないことも多いのだとか。それでもコストや最短納期の実現のために何回も提案をして、やっと提案を聞いてもらえたときの嬉しさは大きいそう。プロジェクト期間が1~2年と長期にわたるからこそ、お客様との信頼関係が大切なのだと仰っていました。
厳しさ取引をするのは大手自動車メーカーの社員の方。自動車に関する知識は豊富です。知らないことが多ければ、当然信用もされなくなります。常に変化していく製品や、その製造の知識なども身につけなければなりません。日々専門知識を学び続ける必要があります。
この仕事の向き&不向き
向いている人主に大手自動車メーカーと取引を続けている同社。「安定した会社で働きたい」という方に向いています。
向いていない人自動車業界はめまぐるしく変化しています。日々の知識習得が苦手な方には活躍は難しいでしょう。