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取材から受けた会社の印象
同社が手がけるのは、企業のドキュメントデザインです。聞きなれない言葉ですが、日本では近年浸透し始めた新しい分野。一般的に情報の約90%は視覚から得ているとも言われており、ビジュアルでの表現は非常に重要なものです。既に欧米諸国の企業や外資系企業においては、ビジュアルコミュニケーションを重視する文化が根付いています。
最近では、IT化やグローバル化の波を受け、日本においても急速に必要度が高まっています。デザインのプロが参画することで、プレゼンテーションの質が一気に向上し業績にも寄与する。ドキュメントデザインの可能性は広がり続けることでしょう。同社はその分野の草分け的存在として、独自のノウハウやナレッジを保有しているのです。クリエイターとして、将来にわたり役立つスキルを身につけたい方にぴったりの企業だと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい自分が作成したドキュメントを使用したクライアントが、コンペで勝利したり、プレゼンがうまくいって大きなプロジェクトが成功したりしたときなどは、喜びもひとしおとのこと。特にクライアント先で勤務する場合は、「あなたがデザインしてくれた資料で成約できた!」と直接声をかけられて、一緒に喜び合うこともあるそう。ビジネスの現場からの反響をダイレクトに感じられるのは、この仕事ならではのやりがいでしょう。
また、入社して初めて覚えた理論を活用してうまくいったときなども、知識が着実に自分のものになっていることを含め、自らの成長を感じられる瞬間と言えるでしょう。
また、入社して初めて覚えた理論を活用してうまくいったときなども、知識が着実に自分のものになっていることを含め、自らの成長を感じられる瞬間と言えるでしょう。
厳しさビジネスを支援するドキュメントを扱うデザインだけに、理論的に説明する必要があります。また、シンプルでベーシックなデザインだからこそ、ごまかしが利かないとのこと。ビジネスの成約につなげるためには、見る方にこちらの意図が伝わるものでなければなりません。ドキュメントデザインはしっかりとした基礎の上に成り立つもの。入社後はこれまで以上に知識をつけ、実践に落とし込めるようにならなければ務まらないとのお話でした。
この仕事の向き&不向き
向いている人ドキュメントデザインが学べる環境なので、それを活かせる知識を積極的に獲得していける方にぴったりです。新しい知識をどんどん吸収できれば活躍できる日も近いでしょう。クライアントとしっかりと向き合って、プロジェクトを成功に導くような「役に立つデザインスキル」をじっくりと身につけたい方に向いています。また、感覚だけに頼るのではなく、論理的思考でデザインする方にも適していると言えそうです。
向いていない人ビジネスシーンで扱うドキュメントデザインのため、芸術性やインパクトのあるデザインに携わりたいという方には不向きです。また、クライアントを支える“縁の下の力持ち”のような業務のため、「多くの人に見られる広告を作りたい」という方はミスマッチを感じるかもしれません。