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2016/3/8

飲食業界への転職、不安もあった。遠慮なく聞いたことで、満足のいく転職ができた。

多賀 淳さんの転職体験記
多賀 淳TAGA JUN(31歳)
  • 転職前パチンコホールの副店長
  • 転職後飲食店の店長
  • 転職活動期間2ヵ月
  • 応募社数5
  • 面接社数3
この体験記のポイント
  • 30歳になるのを機に最後の転職を決意。興味があった飲食業界へ進もうと考えた。
  • 後悔したくないと遠慮せずに質問した結果、納得のいく転職ができた。
  • 入社1年以内に店長へ昇格。良い仲間とお客様に恵まれ、充実の毎日を過ごしている。

30歳になるのを機に最後の転職を決意。後悔はしたくなかった。

大学卒業後、最初に就いた仕事は学校の非常勤講師。やりがいのある仕事でしたが、ずっと教師一本でやっていくことは最初から考えていなくて、1年ほど働いた後に転職することにしました。若いうちは、これと決めずにいろいろな仕事を経験したいと思っていたんですね。実際にその後は、日雇いのアルバイトも含めお酒の販売店や携帯電話ショップなどさまざまな仕事を経験しました。そして最終的には、パチンコホールを運営する会社で5年ほど働いていたんです。

約5年と長く働いていたのに転職を決意したのは、30歳になるのを機に、正社員としてずっと働ける会社に腰を据えようと考えたからです。これまではいろいろな世界を知ろうとさまざまな仕事を経験してきましたが、そういう働き方ももう終わり。今回を最後の転職として、ずっと長く働ける会社で自分がやりたいことを仕事にしようと思ったんですよ。

希望は飲食業界。正社員、給与も休みも多い、という基準で探した。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
仕事を辞めてから2ヶ月くらいは、いろいろ旅行に行くなどのんびりしていました。その間にいくつか転職サイトに登録したり、ハローワークの求人を見たりして、徐々に転職活動を本格化させていった感じですね。最後の転職をする上で考えたのは、まずは「飲食の仕事に就こう」ということ。昔から人と関わるのが好きで多くの人と触れ合える仕事をしようと思っていましたが、さらに「食べるのも飲むのも好き」だったことから、飲食業界で働くことをイメージしていました。

応募する会社を探す際の基準としていたのは、給与がしっかりもらえる、休みがきちんと取れる、正社員としてキャリアアップが目指せる、という三点です。その条件に当てはまる会社を転職サイトで見ながら、気になった会社、面白そうだと思った会社を順番に受けていきました。最終的に5社に応募し、そのうち3社の面接を受けました。特にいつまでに決めなくちゃいけないという制限も設けず、良い会社に出会えたらそこに入社しようと思っていたんですよ。

気になることは何でも質問したことで、迷いなく入社を決意できた。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
面接を受けて良いと思ったのは、面接官の雰囲気ですね。パチンコホールをはじめ、いろんな会社で多くの社員、アルバイト、お客様と触れ合ってきた中で、自分なりに「人を見る目はある」と思っていました。そんな私から見た面接官は、この人なら信じられる、この人と一緒に働きたいというタイプだったんです。

実際の面接では、これを言おうと決めていったわけではなく、面接官との会話を楽しむつもりで臨みました。言うことを決めていくと聞きたいことも聞けないと思っていたので、話の流れの中で気になったことは聞こうというつもりでいました。私が質問したのは、会社の実態のところです。求人広告上では給与もしっかりもらえ、休みもきちんと取れる会社と書いてありましたが、実態はどうなんだろうと。当時はニュースなどの影響で飲食業界自体にあまり良いイメージがなかったので、ぶっちゃけたところを質問することにしたんです。もちろん不安もありましたが、悩んでいても仕方ない。気になるところは正直に聞こうと思ったんですよ。

実はこれまでの転職活動時には、緊張しちゃって聞きたいことが何も聞けなかったんですね。でも、それでミスマッチが起こってしまうほどもったいないことはない。たとえ間違ったことを聞いても何があるわけでもないので、「これを聞いたらダメかな?」と考えるのはやめようと思ったんです。何でも気になることは聞いて、その上で自分で考えて判断する。選考を受けようか悩んでいるなら、まずは受けてみて直接話して、気になることは全部聞いてみたら良いと思います。求人広告を読むのも大切だけど、それだけで全部判断してしまわないこと。実際に話を聞いてみることがミスマッチを防ぐために欠かせませんから。面接は企業側が一方的に選ぶ場ではなく、自分も企業を選ぶ場だと思って気楽に臨んだらいいと思います。実際、自分は気になることは正直に聞いたので、鳥貴族から内定をいただいたときは迷わず入社を決められましたから。

面接で聞いた話とギャップはなかった。充実の毎日を過ごしている。

2014年12月に入社し、最初はホールスタッフからスタートしました。その後はドリンク担当や焼き台担当など、いろいろなポジションの経験を積んでいきました。ちなみに初めてドリンク担当を任せてもらった日は、本当に忙しくて大変な日でした。これは続けられないから辞めようと思ったくらい(笑)。でも、後から当時の店長に「新しいポジションを任されるときは、忙しい日に入ったほうが度胸がついていい」と言われて。実際、最初に一番大変な日を経験したことで、後で困ることはありませんでしたね。

忙しさを感じた一方で、求人広告や面接で聞いた話とのギャップはありませんでしたので、アルバイトスタッフとの関係構築や業務の習得に集中することができました。休日出勤は絶対に許されませんから、「忙しいから仕方なく出勤…」ということもありません。各店のシフトと店長や社員のシフトは別で組まれており、人手が足りないときは、近くの店舗からヘルプを呼んででもきちんと休めるようにしています。残業時間も多くなってくると本部から指摘されるなど、いい意味でかなりきちんと管理されていますね。面接で聞いた話に偽りはなかったと感じています。

そして、入社して1年が経たない2015年9月頃から、山科店の店長を任せてもらうことになりました。この仕事をしていて嬉しいのは、お客様からの信頼を感じられること。「多賀さんがいるからこの店に来るんやで」と言ってくれるお客様もいらっしゃいますし、「もし異動するときは言ってな。お店に行くし」と言って実際に来てくださったお客様もいらっしゃいました。社員やアルバイトスタッフはもちろん、お客様も含めて自分は人に恵まれているとつくづく思います。
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

彼なら近い将来、お店を引っ張っていける。そんなリーダーシップの素養を高く評価して採用を決めました。

人財部 採用教育課 リーダー
上村 遊輝
評価したポイントと採用理由 当社では、前職までの飲食業界の有無は問わず、幅広い業界から優秀な人財を採用したいという思いがあります。多賀店長も過去に飲食業界での経験はありませんでした。その中で面接時に評価したポイントは大きく3点あります。「コミュニケーション能力の高さ」が一定レベル以上備わっていると感じたこと。「素直で正しい考え方のできる人」「仕事を自らつくっていける人」であると感じたことです。また「企業理念の実現に向けて共感」してくれていた点からも、近い将来にお店を引っ張っていけるイメージができました。それらを含むリーダーシップの素養を高く評価して、採用を決めました。
企業情報
会社名株式会社鳥貴族 資本金1000万円
事業内容焼鳥屋「鳥貴族」の営業とFC事業 ■永遠の理念「うぬぼれ」 たかが焼鳥屋で世の中を変えたいのです 心を込めて焼いた焼鳥 その焼鳥を まごころ込めた笑顔でお客様に提供していきたい 焼鳥を食べられたお客様の幸せそうな顔 帰りがけに「おいしかったよ」とあたたかい一言  「ありがとうございます」と感謝の気持ち お客様のその顔 その一言が私たちの喜びなのです そんな心と心のふれあいで 世の中を明るくしていきたい たかが焼鳥屋 されど焼鳥屋 そんなうぬぼれを私たちは永遠に 持ち続けていきます 従業員数9,902名(パート・アルバイト含む/グループ全体)※2022年7月末現在
掲載中の求人情報
職種イメージ1 【激推し!】飲食3社をわたり歩いた私も納得の待遇。『鳥貴族』の店長候補◆月2回以上の連休OK/月1.8万円以上の家族手当/無断残業・休日出勤NG!
給与東京/月給28万4272円~ 他/月給27万564円~【年収例】460万円以上
勤務地関東・東海・関西エリアの直営店★希望考慮/住宅補助あり
職種イメージ2 ここに誓います。社員とご家族の幸せを叶えることを。店長候補◆月2回以上の連休あり/無断残業・休日出勤禁止/子1人あたり1.8万円以上の家族手当
給与東京/月給28万4272円~ 他/月給27万564円~【年収例】460万円以上
勤務地関東・東海・関西エリアの直営店 ★希望考慮/住宅補助あり
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