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2022/5/2

応募先でしか言えない志望動機が書けるまで調べて、面接でも不明点を質問。入社してギャップは感じなかった。

山田 美咲さんの転職体験記
前職エアポートコンシェルジュ
現職営業アシスタント
山田 美咲(26歳)
Misaki Yamada
  • 応募社数5
  • 面接社数5
  • 転職までにかかった期間2ヵ月
この体験記のポイント
  • 憧れの仕事だったのに、働き方にギャップを感じた前職。コロナ禍でさらに将来の不安が大きくなり、転職を決意した。
  • 「想像と違った」とはもう思いたくない。「転職で叶えたい働き方」と「向いている仕事」を明確にして転職活動に挑んだ。
  • 応募先企業だから言える志望動機が書けるまで下調べ。それでも不明なことは面接で質問して解消。入社後のギャップはない。

ずっと憧れていた仕事に就けた。でも、働き方は想像と違った。

私は高校生くらいの時から空港で働く仕事に憧れていました。高校卒業後の進路で選んだのも、空港関連の就職に強い大学です。私のように同じ希望を持つ友だちも周りにたくさんいたから、初めての就職活動でもやり方に迷うことはありませんでした。「インターンシップは参加したほうが有利みたいだよ」「あの会社の説明会、エントリーがはじまるよ」とみんなで情報交換して活動していましたね。空港で働くエアポートコンシェルジュの内定が決まった時はうれしかったです。

エアポートコンシェルジュの仕事は、空港内インフォメーションカウンターでの旅行保険のご案内、ロビー巡回によるアテンドサービス、フライト状況などの旅客総合案内、落とし物の手続き、介助が必要なお客様のサポートなど様々。空港の“顔”となるこの仕事について学生時代から勉強してきたので、ギャップはなく、やりがいも日々感じられていました。

でも、働き方はイメージと大きく違ってて。実は、会社説明会で「ママ社員が多い」と聞いたことに安心して、働き方まではきちんと想像していなかったんです。勤務体系は、4日間働いて2日間休むのが365日続くサイクル。早朝の4時からのシフトもあれば、逆に朝8時までの夜勤もあって、生活リズムは不規則。「この先、結婚しても続けられるのかな…」と不安でした。実際、会社説明会の話とは違い、職場にはママ社員の先輩もほぼいませんでしたから。

結婚の予定はなかったので、すぐにでも転職したいとは思ってなかったんですが、真剣に考えるようになったのはコロナ禍の影響を受けたことがきっかけです。月21日ほどあった勤務日数が、たったの月4~5日だけに。はじめのうちは「休めてラッキー」という感覚で友だちと遊びに出かけて楽しんでいましたが、数ヶ月すると不安のほうが大きくなってきて。いつおさまるか分からないコロナ禍で、やりたい仕事に携わる時間が大きく減り、働き方が今後変わる訳でもない。そんな状況で退職を考える同期の話を聞く機会も増えてきて、私も転職することを決意しました。

転職を失敗しないよう、自分の「譲れない条件」と「向いている仕事」を明確にした。

せっかくだから、新しい仕事にチャレンジしたい。でも、何をしたいのかよくわからない。そんな状況だったので、まずは自分が転職で叶えたいことを整理するところからはじめました。何となく転職したら、きっと「こんなはずじゃなかった」と失敗する気がしたから。

転職経験のある友だちに相談して、いろいろ意見を聞きましたね。その中で「叶えたいことの優先順位をつけたほうがいいよ」とアドバイスをもらいました。それで、前職のエアポートコンシェルジュの時に抱いていた不安や不満を改めて振り返ってみたんです。頭に浮かんだことを全部洗い出して、「これだけは譲れない」という条件をハッキリさせました。私の場合は、「時間帯が一定の勤務体系」「残業が少ないこと」「カレンダー通りの休日体系」「未経験ではじめられる環境」です。

整理できたことで、転職先を探す基準ができましたね。じゃあ次は、条件を満たす仕事で自分に向いているのは何かを考えようと。エージェントに求人を紹介してもらったり、転職情報サイトを見たり、友人や家族に相談したり。それで行き着いたのが事務職です。特に、自分のことをよく知る身内に「あなたは細かい作業が好きだから、事務職が向いているんじゃない?」と言われたことが大きかったですね。実は学生時代にも同じことを言われた経験があるんです。でも、当時はやりたい仕事が明確だったから気にも留めていませんでした。改めて今言われてみると、たしかに自分に向いていそうだなと気づけたんです。

SNSやクチコミを活用した事前調べと面接での質問で、不安要素はぜんぶ解消した。

転職活動では、新卒の就職活動みたいにインターンシップや会社説明会などがある訳じゃありません。なので、あまり理解できていないまま応募するのが不安でした。それで、業界や会社について調べることには時間をかけることにしたんです。

求人情報や会社HPはもちろん、応募先の業界を知るためにYouTubeの動画で勉強したり、職場のリアルな情報を探るためにTwitterで社名検索したり、クチコミサイトに載っている企業情報を読んだり。SNSやクチコミは特に活用しました。

応募前に細かく調べたことは、志望動機を書くことにも役立てられましたね。応募先企業やその業界の知識が増えると、他社にはない魅力がわかってくるんです。使い回しじゃないその会社だから言える志望動機を、1社1社こだわって書きました。

調べてもわからないことは面接で質問しようと考えていました。たとえば、残業や休日休暇、教育体制の実態について。でも、働き方のことばかり聞くと悪い印象に捉えられかねないとも考えていたので、聞く内容は2~3種類にとどめた上で、どうして知りたいのかの理由も合わせて言えるように考えておきました。「前職の仕事にはやりがいを持っていたけれど、不規則な生活リズムで続けていくのが難しくなったこと」「入社後は長く勤めて会社に貢献していきたいからこそ、働き方を確認させていただきたいこと」を伝えるようにしたんです。失礼な質問とならないように言葉選びも意識しました。

質問には丁寧に回答していただけたので、「秋山精鋼の営業アシスタントは自分の希望に合う仕事だ」と納得できましたね。面接が終わった後は「この会社に入りたい」という気持ちでいっぱい。その日の夜に内定の電話をいただいた時はうれしかったです。迷うことなく、入社の意志を伝えました。

入社後のギャップはない。面接の質問で確かめた通りの環境だった。

入社してからは、輸出書類の作成などに携わっています。事務の仕事自体は初めてですが、細かい数字を確認しながら進めていくのは、自分に合っているなと感じています。それに、面接で質問した時に「未経験者を受け入れる体制は整えていますよ」と教えてもらった通り、安心してスタートできました。業務マニュアルが用意されていたし、教育担当の先輩が近くにいていつでも相談できる環境でしたね。

転職する上で最も重視していた働き方も、面接の時に残業や有休について確かめた通りで、ギャップがありませんでした。残業は月5時間もなく、だいたい定時帰り。有休は1週間前の申請でも嫌な顔をされることがないし、自由に取れています。この前も、友だちと旅行に行くために取得しました。前職では有休がなかなか取れなかったので、大違いです。1ヶ月以上前には申請しなければいけない上、希望が100%通る訳でもありませんでしたから。今の環境なら、仮に結婚して子どもが生まれても、ずっと働いていけるイメージを持てますね。
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

当社のことをしっかり調べてくれているのがわかる志望動機でしたね。

採用担当
秋山 隆
評価したポイントと採用理由 教育体制を整えて、未経験を歓迎して採用活動を行なっていました。なので、選考で重視していたのは、経験よりも志望動機。その点、山田さんは履歴書に志望動機がしっかり書かれていて、使いまわしの内容じゃなく、当社のことをとても調べてくれているのが文章から伝わってきました。

応募数は300名近くになっていたので、厳選した10名を面接したんですが、その中でも山田さんは芯がある方だと感じましたね。「なぜ転職活動を行なうことにしたのか」「どうして当社の事務職になりたいのか」などを自分の言葉でハッキリと話してくれたからです。その芯の強さを高く評価しました。10名すべての面接が終わった後、上司の部長や一緒に面接官を担当した現場社員と誰に内定を出すかを相談したんですが、すぐに意見が一致しましたね。その後さっそく山田さんに内定を電話で連絡。面接の時に「別の会社でも最終選考になっている」と聞いていたので、他社より先に内定を直接伝えたかったんです。電話越しで「ぜひお願いします」と返事を聞けた時はホッとしました。

入社してからの仕事に関しては、教育体制を整えていたとはいえ、きっとわからないことも多く、苦労したと思います。それでも、諦めずにがんばってくれて、入社から1年が経った今では先輩社員とほとんど変わらないくらいにまで成長してくれました。周りからの評価も良くて、頼りにされていますよ。もちろん、100%すべて1人で対応できるという訳ではありませんが、山田さんなら安心して仕事を任せていけると感じています。
企業情報
会社名秋山精鋼株式会社 資本金1億円
事業内容■精密機械、電子機器の構成部品に使用される特殊鋼(快削ステンレス鋼、快削鋼、中炭素鋼、高炭素鋼など)の2次加工 従業員数201名(2022年2月時点)