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2020/1/30

応募資格には「商品企画の経験者」の文字。
経験ゼロの私が内定を掴むためにやったこと。

大木 詩乃さんの転職体験記
前職製薬会社のMR(営業)
現職輸入壁紙の商品企画
大木 詩乃(27歳)
Shino Ohgi
  • 応募社数3
  • 面接社数1
  • 転職までにかかった期間1ヵ月
この体験記のポイント
  • MRとして仕事の面白さは充分感じていた。でも、同時に考えたのは「このままでいいのかな」ということ。
  • 興味を持ったのは「商品企画」の求人。応募資格には経験者と書かれていたが、ダメ元でエントリー。
  • 内定を掴み取るために行なったのは、経験の棚卸し。強みを再認識することで、自信をもってアピールできた。

新卒入社5年目。仕事に慣れてきたところで「新しいことに挑戦したい」気持ちが、ムクムクと湧いてきました。

大学の学部で海外留学をするキッカケがあり、イギリスへ。その後、日本に戻ってきたタイミングで、ちょうど就活フェアが開かれていたんです。そろそろ就活も始めるタイミングかもなという気持ちもあったので、ふとそのフェアに立ち寄ることにしました。当時、就職するなら、人と接する営業職がいいかなぁと考える中で出会ったのが今の製薬会社なんです。さまざまな会社の説明会を聞きましたが、商品を押し売りするのではなく、患者さんの選択肢を広げるという姿勢に共感し、入社を決めました。

その後、その製薬会社では、MRとしてデビューしました。例えば、病院やクリニック・薬局の医師などに自社の医薬品に関する情報提供を行なったり、薬の副作用がないかなどの安全性に関する情報開示を行なったりしながら、自社の商品をオススメするという仕事ですね。最初は病院の先生との関係づくりに苦労もしましたけど、コミュニケーションを取る中で、病院の先生に興味を持ってもらったり、担当するエリアで自社商品のシェアが伸びていったりすると、嬉しい気持ちになりました。

でも、仕事への慣れが出てきた5年目に「そろそろ新しいことに挑戦してみたいかも」という気持ちがムクムクと芽生えはじめました。もしかすると、それなりに業務をこなせるようになってきた反面、ここで成長が止まってしまうのでは?という危機感もあったかもしれません。こんな気持ちのまま、今の職場にいるのは、失礼なのかもしれない…と思い、転職活動を始めたんですよね。

ダメ元でエントリーした会社からの「書類選考合格」のお知らせに驚く。

転職を考えた当時も、仕事が嫌になったとか、人間関係に不満があるとか、そういうわけではなかったです。でも、一度「新しいことに挑戦したい」と思い始めたら、そのままその会社で仕事をし続けるのは、違うのかなと思ったんです。だから、「新しいことに挑戦してみたいんです」ということだけを上司に告げ、業務の引き継ぎなどを済ませて、退職しました。一旦、自分の身をキレイにしてから、転職活動をスタートさせたんです。

転職活動を始めようと思ったときに、どんな仕事なら自分に合っているだろうか?と考え始めました。その中で、学生時代に習得したマーケティングのフレームワークなどが活かせそうな仕事であるといいなと漠然と思っていたんです。また、営業はひと通り経験していたので、違う職種に挑戦しようとは考えていましたね。そうやってインターネットで調べている中で見つけたのが「商品企画」の仕事でした。

ある程度、仕事の軸を決めて、転職活動をスタートさせたのですが、当時はエン転職を含めたいくつかの媒体を利用していましたね。また、「商品企画」の仕事とは言っても、いろんな商品を取り扱う求人がありましたが、そのときは商品の種類にはこだわらずにエントリーしていました。そして、ここでエントリーした3社のうち1社が、今勤めている株式会社テシードだったんです。輸入壁紙を扱うことが求人広告には書かれていたのですが、目を通す中で「こんな世界があるんだ!面白そう…!」とワクワクが止まらなくて。それから、自分自身の一番好きな場所が家だったので、お家をステキな空間にできるお手伝いができるなら、きっと面白いだろうなぁという気持ちもありましたね。

でも、ここで困ってしまったのは、求人広告の応募資格に「商品企画の経験者」と書かれていたことです。私はMR(営業)としての経験しかないし、ましてやインテリア業界にいたわけでもない。そう考えると、「大丈夫かな…」と不安になりました。だからといって、諦めることは出来なかったので「もし落ちたら、また次を探そう」という気持ちで、ダメ元でエントリーをしたことを覚えています。そうしたら、書類選考の通過のお知らせがきたので、正直驚きました。嬉しい気持ちでしたが、次に課題を感じていたのが面接の「自己PR」の部分。しっかり対策して臨もうという気持ちになりましたね。そこで、まずは経験を棚卸しするためにノートを購入しました。

面接対策のためにノートを購入。経験を棚卸しすることからスタートしました。

株式会社テシードに入社したい気持ちは、面接前に高まっていましたから、なんとか内定を掴み取りたいという気持ちがありました。だからこそ、面接対策は入念に行なおうと決めたんです。それこそ、「商品企画」の経験はありませんでしたが、自分の人生や強みとなりうるポイントはあるかもしれない、と列挙する作業からスタート。転職活動用に購入したノートの真っ白なページに、自分の強みになる部分と、そこにまつわるエピソードを洗いざらい書き出していきました。パッと見ても分かるように、ノートの左半分に強みを書いて、右半分にエピソードを書くイメージですかね。その上で今回の仕事の役立ちそうなポイントを洗い出してみました。やっぱり、前職と全く違う業界や職種でしたし、面接では自分の強みを分かりやすく伝えないといけないという想いがあったんですよね。

それから、今まで培ってきたスキルを次の転職先でどう活かせるのかを具体的にイメージしておくことも大切だと思います。だからこそ、これまでの成功体験もそうですし、失敗談を聞かれたときは、単純に失敗談で終わらずに「どう克服したのか」といったことを一緒に回答できるよう整理しました。失敗談だけで終わっては、良い印象が与えられませんからね。失敗した後、どんな努力をして改善したのかという点が自己アピールに繋がると思うんですよね。洗い出して強みを見つけていく作業は大変でしたが、丁寧に事前準備をすることで、自信につながり、面接日当日は“楽しみながら”、採用担当者とコミュニケーションを取ることができました。

当時のことを振り返ってみると、事前準備を行なったことで心の余裕も出てきていたんだと思います。だからこそ、面接当日も、自己PRはもちろんのこと、仕事に関する質問も積極的にできましたし、趣味についても前向きな姿勢で話せるようになっていました。そうそう、海外旅行のどこに出かけたのかという話題で、採用担当者と大盛り上がりになりまして(笑)、すごく楽しめたので、よりテシードに入社したいという気持ちが強まりましたね。その後、「内定」に関する連絡を受けて、本当に嬉しかったです。

身につけた知識を活かして、ミーティングで意見が出せるようになったことが嬉しい。

入社後すぐは、輸入壁紙に関する知識を身につけるために、勉強の毎日でした。たとえば、「実際に商品をみて、どのように感じるか?」を考えるなど、慣れていない頭の使い方に疲れてしまい、夜22時過ぎには気絶するように就寝していましたね(笑)。でも、ちょっとずつ知識が身についたり、業務に慣れてきたりすると、社内のミーティングにも参加できるようになりました。最初は話を聞くだけだったのですが、少しずつ自分の言葉で意見が発信できるようになってきたので、成長したなぁと、感じています。また、分からないことを質問すると、すぐに教えてくれる環境なので、そういった環境にもストレスをなく働けているのも私には合っているんだろうなと思っています。

ちなみに、今は商品選定にも挑戦中です。実は国内の輸入壁紙のコレクションを発表する場が年に1回あるんですが、その商品の選定を任せてもらっているんです。仕入れていない壁紙を、来年仕入れるかどうかを決めるために意見出しをするというイメージですかね。そのためにドイツ・オランダ・フランス・イギリスへの海外出張へも向かいました。まだまだ、知識面でも足りないところはあるかもしれないですが、商品企画は“いいもの”を選定するポジションだと思っているので、今後はより一層、自分の意見やアイデアを発信できるようになっていきたいと考えています。
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
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採用担当者の声
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新ポジションの「商品企画」として活躍する彼女の成長に、期待しています。

取締役
鈴木 孝之
評価したポイントと採用理由 彼女のすごいところは、レスポンスの早さだと思っています。何の質問を投げかけても、すぐに何かしら反応が返ってきますし、その答えも的確なんですよね。分からないことは分からないと言ってくれますし、何事もハッキリしているところも評価したポイントでした。また、「商品企画」のポジションというのは、当社で初めての採用だったので、当初は経験者を求めていました。でも、輸入壁紙を扱ったことのある人なんて、そうそういるわけでもありません。それなら未経験でもマーケティングの知識がある方に可能性があるのではないかと思ったんです。そして、そう思い始めていたときに、出会ったのが大木さんです。実際、学生時代にマーケティングを勉強されていたということもあり、この仕事に活かせるのではないかと考えましたね。

それから、彼女をご覧いただければ分かると思いますが、話すのも上手なうえに華があるので、商品企画として様々な活躍ができるだろうと感じたんですよね。また、家族や友だちとの関係性がよく築けているというのも、私が採用する上では重要にしているポイントなのですが、これらの関係性を大切にしていることが分かったのも採用した理由のひとつです。入社後の彼女も、面接時と変わらず、分からないことは素直に聞きながら進めているので、変わらずにこの調子で頑張ってもらいたいと思っています。
企業情報
会社名株式会社テシード 資本金2320万円
事業内容壁紙・ファブリックの輸出入および国内販売 従業員数34名(2018年6月現在)