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2019/7/8

未知の業界、未知の職種。まさか、30歳を過ぎてキャリアチェンジができるとは。

青柳 源吾さんの転職体験記
前職空港スタッフ
現職金属加工の営業
青柳 源吾(36歳)
Gengo Aoyagi
  • 応募社数1
  • 面接社数1
  • 転職までにかかった期間1ヵ月未満
この体験記のポイント
  • 前向きに入社したはずの前職・前々職。しかし、労働環境や経営状態の変化から将来に不安を抱くように。
  • 「次は定年まで働ける会社へ」と思い、情報量が多い『エン転職』を活用。業界・企業研究も徹底的に行なう。
  • 安定した業界の老舗企業で営業に初挑戦。将来への不安に悩まず、新しい知識にふれる面白さを味わっている。

前向きに選んだ仕事だったのに、将来への不安がちらつくように。

豊栄商事に入社する前に、2社経験しています。この2社を選んでから退職するまでの経験が、私の転職活動に大きく影響しているんです。

新卒のときには、直感的に “いいな” と感じたアパレル企業を選びました。ファッションも好きでしたし、会社の考え方に惹かれたんですよね。「学生のうちから達成感を味わってほしい」と、内定者研修としてホノルルマラソンに挑戦させてもらえるような会社でした。

販売スタッフとして3年弱働いて、店長にもなりました。ただ、昇格するとどんどん休みが取りにくくなって……。月に1度も休めないことすらありました。さらに半年単位で全国への転勤もあり、落ち着かない生活に疲れはじめたことが、転職のきっかけです。

「地元に戻って、接客経験も活かせる安定した仕事をしたい」と、次に選んだのは空港業務に関わる財団法人。地元の千葉には大規模な国際空港があり、空港で働く仕事の求人が多いんです。その中でも、財団法人なら公務員のようなもので安定しているのでは? と想像して選びました。

ところが、想像したほどの安定感ではなかった、というのが実際のところですね。勤務時間や休日も、入社前に聞いていたのとはギャップがありました。9年間働きましたが、同じように感じて辞めていった同僚が少なくありません。そうして「ここで定年まで働くのは難しいかもしれない」と思ったんです。年齢を重ねる中で、少しずつ「将来のための転職」を考えはじめました。

「次こそ、定年まで働きたい」。その思いで、吟味を重ねる。

2回目の転職活動では、『エン転職』などの転職サイトとハローワークの両方を利用しました。ただ、転職サイトと比較すると、ハローワークの求人票は情報量が少なく感じます。「何をやっている会社なんだろう?」「どんな働き方なんだろう?」と不安になり、最終的には求人情報が詳細な『エン転職』に絞りましたね。

もともと働く業界・職種にこだわりはなく、挑戦してみたい仕事は数多くありました。今まで経験したことがない営業職もその1つ。馴染みのない仕事にキャリアチェンジをするなら、30過ぎの今がラストチャンスかもしれないとも感じていました。ただ、最終的に「ここで働きたい」と思ってじっくり読み込んだ求人は豊栄商事の営業職募集だけです。

豊栄商事は、鉄以外の様々な金属の加工・販売を手がける老舗です。金属って、乗り物や電子機器などの生活必需品にも大量に使われていますよね。それだけ生活に密着したものなら、20年・30年で業界が消えてしまう可能性は低い。それに、この業界で長く実績がある会社なら、事業や経営の基盤もしっかりしているだろうと考えました。

また、求人広告には「1年は修行期間。2年目からお客様を引き継ぎ、3年目に戦力化」とあり、営業職に挑戦しやすそうだな、と。基本は土日休みなら、体力的な面も安心です。総合して「定年まで働くことを思い描ける」と感じて応募しました。

過去を振り返ると、新卒の就職活動中は「上場企業が良い」と片っ端からエントリーし、2社目は「財団法人なら半官半民のようものかな」と想像して応募し、吟味が足りなかった。その反省を活かせたと思います。

「働きたい」と思う1社だけに集中し、徹底的に情報を集めた。

無事に書類選考を通過してからは、調べられる限りの情報を調べ尽くして準備しました。もちろん、金属加工の業界には詳しくありませんし、営業の経験はありませんから、少し調べただけではプロの方々には敵わないでしょう。それでも、企業や仕事のことを何も知らずに面接に行くのは、さすがに失礼だと思いました。

解らないなりに業界のことを調べて、会社のホームページを読み込む。『エン転職』の求人広告は、いつでも見返せるように、全ページのスクリーンショットをスマホに保存する。それらをもとに、「面接で何を聞かれるだろう?」と予想をしながら準備を進めました。

驚かれることもありますが、他の会社には全くエントリーしていません。「まずは、一番入りたいと思える1社だけ集中しよう」と考えていたんです。「縁がなかったら、もう一度入りたいと思える1社に絞って集中すればいい」と腹を括り、準備に集中しました。

そうして向かった面接は、それまで経験したことがないくらいあたたかい雰囲気で、今でも覚えています。夏の盛りに汗だくで会社に着けば「暑かったでしょう」と冷たいお茶を出されたんですよ。過去の面接ではそんな対応をされた記憶がなく、ああ、こんな面接もあるのか……と。最終面接の時点で内定をいただけたのですが、そのときにはもう「ここで働く」と心に決めていました。

新しい仕事をはじめる楽しさと、将来への安心感がある。

アパレル業界・空港業界を経て、「金属の加工・販売」の業界へ。私にとっては全く馴染みがなかった業界で、しかも初めての営業職です。30歳を過ぎてからでも、ガラッとキャリアチェンジすることはできるんですね。逆に、今のタイミングじゃないと難しかったかもしれないので、思い切って良かったです。

入社してから丸1年は、外勤の営業メンバーをサポートする内勤業務を担当してきました。このあたりは、求人広告に書かれていた通りですね。サポートを通して業界や事業について知識を蓄えられるのは、未経験だった私にとってありがたい環境です。覚えることは膨大ですが、何もかもが新鮮な環境を面白く感じています。

2年目になり、これからはお客様先への訪問も増えていくでしょう。営業としては、むしろこれからが本番。まだまだ上司や先輩の商談への同行がメインですが、早く1人の営業として戦力になりたいです。大切にしているのは、上司が繰り返し言っている「右から左に流す仕事ではなく、考えて働こう」という姿勢。「定年まで働けそう」という安心感に甘えずに、自分なりに頭を使って働いていきたいですね。

もし、かつての自分のように悩んでいる方がいらしたら、「まずは行動してみて」とアドバイスしたいです。思い切りの良い行動をした上で、丁寧に準備をすれば、きっと良い出会いにつながると思います。
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

5年後、10年後も活躍している姿がイメージできました。

管理部 次長
大森 清悦
評価したポイントと採用理由 当社の営業職の採用にあたっては、2つのことを重視しています。

1つは「長く活躍してくれる姿がイメージできるかどうか」。専門知識の習得には時間がかかりますし、長くお取引をするお客様ばかりですから、腰を据えて働いてほしいのです。もう1つは「お客様から可愛がってもらえるかどうか」。この業界はご年配のベテランが多く、ときには経営者とも商談をします。そんな場面で、失礼なく接することができるかに注目しています。

こうしたポイントは、履歴書だけでは分かりません。ですから、面接でじっくりと話しながら見極めるようにしてきました。

その点、青柳さんはまず「次の会社では長く働きたい」という強い意欲を見せてくれていました。さらに、礼儀正しい振る舞いで、笑顔や話し方も人当たりが良かった。彼のようなタイプなら、お客様と良好な関係性を築き、地道に働き続けてくれそうだと思いました。自然と、5年後・10年後も彼が営業として活躍しているイメージができましたね。

今はまだ、2年目になって外勤営業をはじめたばかりです。これから一つひとつのクライアントのことを深く理解して、さらに信頼される営業になってほしいと思っています。
企業情報
会社名豊栄商事株式会社 資本金1億1000万円
事業内容非鉄金属の販売・加工 従業員数76名(2019年6月現在)