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2019/5/20

疑問があれば面接や職場見学へ。アクティブな転職活動で理想の職場を見つけました。

今井 翔太さんの転職体験記
今井 翔太Shota Imai(27歳)
  • 転職前測量スタッフ
  • 転職後営業
  • 転職活動期間1ヵ月
  • 応募社数4
  • 面接社数3
この体験記のポイント
  • 前々職はセレクトショップでアパレル販売。やりがいを感じるものの、将来が不安で転職を決意。
  • アパレルの次は手に職がつく測量の仕事へ。しかし働き方が合わないと、再度、転職活動をすることに。
  • 自分に合った仕事とは何か?面接重視の転職活動でイキイキと働ける理想の職場へ。

将来の安心と仕事の楽しさ。その両方を手に入れたかった。

前々職は、洋服を販売しているセレクトショップで働いていました。高校卒業後にジーンズショップでアルバイトをしていたこともあり、アパレルには興味があったんです。先輩の紹介で入社して、最初に任されたのは接客とバイヤー業務。スタッフからのスタートだったので、まずは3年で店長になることを目指しました。それから経験を積んで、3年目で店長に昇進。ですが、ちょうどその頃、アパレルの通販サイトがとても流行ってきたんです。「このまま店舗で販売していて、将来は大丈夫なんだろうか…」。せっかく店長になれたのに、そんな不安が頭によぎるようになりました。

考え抜いた末、アパレル業界に見切りをつけて手に職がつく仕事を探すことにしました。そして、選んだのが測量の仕事です。建築工事に参加して、柱を垂直に建てられるように墨で目印となる線を出したり、床が水平になっているか測量機器で確かめたり。数ヶ月、1年とかけて工事に携わる仕事でした。社長からは「まずは1つの案件を自己完結しよう」といわれていたのですが、工事が終わって得たのは「コツコツ、黙々と働く仕事は性に合わないな」という感想でした。そこで将来への不安がなく、自分に合った職を見つけたいと思って転職活動をすることにしたんです。

理想の職場探しを開始。将来性が高そうな企業4社にエントリー。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
これまでの経験を振り返り、私がポジティブな気持ちで働けるのは人と話す仕事なのだと分かりました。なので、検討先に入ってきた職種は営業や販売系のものが中心。それに“伸びそうな業界・企業”、“自分が成長できる環境”という条件を加えて転職先を探すことにしました。転職活動では大手転職サイトに一通り登録しましたね。結局、使っていたのはエン転職だけでしたが。サイトが見やすく、とても使い勝手がよかったのが印象に残っています。

エン転職には色々な業界の求人が載っていましたが、エントリーした4社のうち3社が婚活ビジネスを手がける企業でした。当時は婚活というワードが流行り始めた頃で、婚活関連のサービスはとても勢いがあったんです。結婚は人がいる限りなくならないですし、そのマッチングサービスとして婚活を支援するサービスも需要が安定していると思いました。新しいサービスはこれから市場が拡大していくところですから、伸びているマーケットで自分も成長できると考えたんです。

そして、残った1社が私が入社したキャリアアシストシステムズです。募集と出会ったのは本当に偶然で、たまたま助成金というキーワードでフリーワード検索したのがキッカケでした。前職の測量会社が国から助成金を受けていたこともあり、ふと気になって検索ワードに入れてみたんです。すると、当社だけがヒットしてどんな事業なのかを広告で見てみることに。それで詳しい話を聞いてみたくてエントリーしました。

面接で聞く。現場を見る。積極的な行動で“分からない”を解消!

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
今回の転職活動で実感したのは、とにかく応募や面接などのアクションを起こすことの大切さです。求人広告や企業HPなどでは得られる情報に限りがあります。たとえば、エントリーしてみて「この会社はすごく応募者を大切にしてくれる会社だな」と感じたケースもありますし、実際に働いている様子を見せてもらい「イメージしていたより大変かも」と思ったときもありました。こういうのって、やっぱり行動してみないと分からないと思うんです。

だから面接では気になったこと、分からないことはどんどん質問しました。面接後に現場を見せてもらったこともありますね。当社の面接では、助成金ビジネスについてたくさん質問しました。日常生活では、企業に助成金の活用を提案する会社と出会わないじゃないですか。実際、そういうビジネスがあること自体はじめて知りましたし。提案先からコンサルティング料をいただくビジネスモデルについても同じです。なので、事業から仕事のことまでを幅広く聞きました。

企業が社員に職業訓練を受けさせると自治体から助成金が支給される仕組みがあること。訓練中も企業は賃金を支払う必要があるものの、助成金のおかげで負担が和らぐこと。詳しい説明を受け、「なるほど、助成金って社員のスキルアップに役立つものなんだ」と知りました。そして、その活用を中小企業の経営者に提案するのが営業の役目だということも。面接前の疑問をしっかり解消でき、頭の中がスッキリしましたね。

ほかにも、あらゆる業種の企業が顧客になり得るビジネスであり、助成金を活用できていない企業が多くある実態も教えてもらいました。今の会社を選んだのも、助成金ビジネスの将来性に惹かれた部分が大きいですね。分からないことがあれば聞きに行く、職場を見せてもらう。自分に合った仕事を見つけるために大切な行動だと思います。

将来性あるビジネスで、自身の成長を実感する毎日。

転職先には成長できる環境を求めていたので、今の職場は自分に合っていると感じています。営業活動では、経営者をはじめ経営層の方々に提案するケースがほとんどです。会社を立ち上げたキッカケや事業を軌道に乗せていく経緯、またはその苦労など、商談ではいつも刺激的な話を聞かせていただいています。また、さまざまな業界のビジネスモデルを知ることができるのも嬉しいところです。これも業種を選ばずに提案できる助成金ビジネスの特徴ですね。多様なビジネスに詳しくなれ、経営に関する知識も蓄えられますから。

仕事をしていてやりがいを感じるのは、企業が抱える課題を解決できたときや社員の成長を支援できたときです。ある美容室では、美容師アシスタントとして働いているスタッフが美容師免許の試験を2年連続で落ちてしまいました。免許が取れるのは早くても1年後。それまではアシスタントを卒業できません。本人も相当落ち込んでいたようで。それでスキルアップして自信を取り戻してもらおうと「職業訓練を使ってみませんか」と提案したんです。

職業訓練にはさまざまな業種の人が参加します。色んな人たちとコミュニケーションをとる中で、落ち込んでいたスタッフも元気を取り戻していきました。訓練後に美容室に伺うと、オーナーから「あの子、すごく接客がよくなってるよ。表情もすっかり明るくなって」といわれたんです。こうやって自分の提案がキッカケで企業や人の役に立てたり、その成果を目の当たりにできたりするのが嬉しい瞬間ですね。

今の目標は、会社を大きくしてマネジメントを任せてもらうこと。社長からは組織を拡大していくと聞いているので、管理職として自社に貢献できる人材になりたいと思っています。
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

事業成長において、重要なピースとなる人材。

代表取締役
中庭 英雄
評価したポイントと採用理由 面接での第一印象は「好青年」でした。礼儀正しいところもそうですし、人当たりが柔らかくてとても印象がよかったです。確かめてみると、年齢も同じ。価値観も私と近いものを持っていたので一緒に仕事をしてみたいと思いました。選考では経験を問わなかったため、重視していたのは本人の将来性。事業を成長させていくうえで価値観を共有できるかは重要な要素でしたので、彼に内定を出しました。

入社後は、十分に期待に応えてくれていると評価しています。特に、顧客との関係構築が彼の強みですね。相手に興味を持って接することができ、相手に合わせたコミュニケーションも取れています。自分に関心を持ってくれる人を嫌がる人はまずいません。そういう意味でも、彼の人柄が上手く仕事に活きているのだと思います。

今後はプレイヤーとしてではなく、もう一段上のポジションで活躍できるように成長してもらいたいですね。これから営業人員も増やしていきますので、入社してくる人材をマネジメントできる存在になってくれることを期待しています。
企業情報
会社名株式会社キャリアアシストシステムズ 資本金800万円
事業内容■キャリアアップ助成金コンサルティング ■給与計算・労務コンサルティング ■新入社員研修・パソコン基礎研修・ビジネススキル研修 従業員数10名(2018年7月現在)
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