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2019/2/4

“社内の何でも屋さん”から“専門職”への挑戦。
31歳・未経験からエンジニアへのキャリアチェンジに成功!

中井 遥敬さんの転職体験記
前職通信会社のバックオフィススタッフ
現職インフラエンジニア
中井 遥敬(33歳)
Nobuyuki Nakai
  • 応募社数6
  • 面接社数4
  • 転職までにかかった期間1ヵ月
この体験記のポイント
  • 広く浅く働いてきた不安から、一つの分野を極める道を選択。未経験からインフラエンジニアという専門職を志望。
  • 30代、資格なし、業界未経験。面接通過に苦戦するも、過去の面接内容を分析し、面接官に響く自己PRに成功!
  • やみくもに面接回数を重ねても意味はない。反省を次の面接に活かすことで、自己PRはブラッシュアップされる。

“社内の何でも屋”として働く中、将来に不安を抱きはじめた。

大学を卒業後、通信回線を販売する会社で営業として働いていました。2年間続ける中で頭打ちを感じてきたころ、当時の先輩から「独立して通信会社を立ち上げるけど、一緒に働かないか」と誘われたのです。なぜ声をかけてもらえたかはわかりませんが、ちょうど伸び悩みを感じていた時期ですので、創業メンバーのポジションは魅力的。そのまま転職を決めました。新しい会社での私の役割は、バックオフィス業務全般。いわゆる“社内の何でも屋さん”です。当時はまだ数名の組織だったので、社内SE、総務、労務、営業事務など、社内業務を幅広く任されていました。中でも比重が大きかったのが「社内SE業務」ですね。

会社を始めるには、社員一人ひとりのPCと、情報共有するためのネットワーク環境が必要です。そこで、社内で使用するパソコンのキッティング、IPアドレスの設定、顧客データベースシステムの導入・運用などに取り組みました。徐々に拠点が増える中で、各拠点と情報共有するためのVPN設定やハードディスクの共有もやりましたね。とはいえ、これまでインフラまわりに携わった経験は一切ありません。なので、すべて独学です。インターネットやネットワーク機器の説明書で調べながら、なんとか形にしました。忙しかったですが、創業期特有の何でもできる環境は魅力でしたし、刺激的な毎日でした。

転職を考えたのは、創業から2年ほど経ち、社内体制が落ち着いた頃ですね。拠点の新規開設も減り、インフラの新規導入もなくなって、メンテナンスがメインの日々が続きました。そうなると、新しいスキルを得られないことに物足りなさを感じてきたんです。このまま今の仕事を続けても、身につくスキルは中途半端。当時31歳という自分の年齢もふまえると、将来に不安を感じて。一つの分野に特化してスキルを伸ばそうと転職を決めたのです。

31歳、「手に職」をつけようと転職を決意するも、面接に苦戦。

転職活動を始めたのは、当時の会社を退職してからです。転職先を決める前に退職することへの不安は、特にありませんでした。業務と転職活動を両立することは時間的に難しかったですし、そのままダラダラ居座る方が危ないなと。退路を断って次を探す意味でも正解だったと思います。

転職の目的として、一つの分野でスキルアップをしたいと考えていたため「インフラエンジニア」に絞って求人を見ていました。複数の転職情報サイトに登録して「インフラエンジニア」「未経験歓迎」で絞り、ヒットした求人を見ていった形です。過去に営業や総務などもかじっていましたが、一番伸びしろがあるスキルは何かと考えたとき、インフラエンジニアかなと。とはいえ、これまではあくまで独学。一から学び直す気持ちで「未経験歓迎」の求人に応募しました。

応募した企業は計6社。最初の数社はなかなか面接通過ができず、苦戦したのを覚えています。当時は、立て続けの不合格という結果に理由も分からず落ち込みました。しかし、面接中の面接官の反応を思い返すと、あまりこちらの話が響いていない印象を受けたのです。どこかリアクションが薄いんですよね。そこから「企業が求めている人物像と、自身のアピール内容にズレがあるのかもしれない」という仮説につながりました。そこで、過去の面接を振り返り、何が良くなかったのか、どのように改善するべきかを考えた結果、うまく選考が進むようになったのです。

選考突破のカギは、過去の面接の分析と改善にあり。

具体的には、面接での自己PRを見直しました。たとえば、志望動機の伝え方。これまでの面接官の反応の薄さから「未経験から頑張りたいという意欲や熱意が伝わっていないのでは」と考えました。また、ある面接では「CCNAなど資格の勉強はしていますか?」と質問されました。そこから「資格はなくても勉強中であれば意欲を伝えるアピールになる」とも推測できたのです。

どのような人物像が求められているか掴むには、同業界で何社か面接を経験することが一番です。面接後に反省会を行ない「志望動機を伝えた後の反応、良くなかったな」「◎◎について深掘りされた。次の面接はここを中心にアピールしよう」などブラッシュアップするといいと思います。また、面接終了時点で見込みが薄そうな場合、その場で自身の評価を聞いたこともあります。そこで「◎◎の資格があると良い」などアドバイスを頂くこともあり、有益でした。

そのように自己PRを磨き、5社目で迎えたのがESNAの面接。「現在31歳で未経験と出遅れている分、自己研鑽に取り組みます。CCNAも独学で勉強中です」と伝えました。すると、面接官の表情から「私の意欲を買ってくれている」という手応えがあったのです。面接官が求職者を見極めるように、求職者も面接官を見るものです。「この人のいる会社で頑張りたい」と思いました。結果、6社中当社を含む2社から内定を頂き、面接時の印象から当社に入社を決めました。

改めて振り返ると、何も策を講じず体当たりで面接回数を重ねても、上手くいかなかったと思います。失敗してもきちんと原因を分析し、仮説を立て、次に活かす。その動きができたことが、今回の転職につながったと感じています。

入社1年でネットワーク設計へ。さらなる上流工程を目指したい。

現在、入社1年と数ヶ月経ちました。当初、希望していた通り、スキルアップするには良い環境だと思います。当社はお客様のプロジェクトにアサインされる形なのですが、入社して最初にアサインされたプロジェクトはネットワークの運用監視。常に監視ツールを見て、ネットワークの状態をチェックする仕事です。前職では自分で組んだ社内のネットワーク環境しか見たことがなかったので、他社の環境を見てとても勉強になりました。

そちらのプロジェクトで1年ほど基礎を学び、最近は新しいプロジェクトに異動になりました。今は、運用監視からステップアップして、ネットワークの設計という上流行程に携わっています。プロジェクト先の会社は拠点が多いなど規模が大きく、いろいろなシステムが組み合わさっているので気にするべきことが多いんです。これまでの業務と比べて、難易度はぐっと上がっています。それでも、自己学習と現場での実践との繰り返しを通じて、スキルを伸ばせている実感は大いにあります。

しばらくは設計業務で経験を重ねることが目標ですが、いずれは要件定義にもチャレンジしたいと考えています。インフラエンジニアのキャリアとしては「スペシャリスト」の道と「マネジメント」の道があります。まだ勉強中の身なのでどちらに進むかはわかりませんが、まずはしっかり技術を身に付けて選べる力をつけたいですね。
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
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採用担当者の声
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インフラエンジニアはコミュニケーション力が鍵。「寡黙ではないところ」が決め手です。

エグゼクティブマネージャー
会田 一久
評価したポイントと採用理由 当社では、経験不問でインフラエンジニアを募集しています。ですので、中井さんを評価したポイントも、前職のご経験などではないのです。それでは何が決め手かというと「寡黙ではないところ」ですね。なぜなら、インフラエンジニアの世界で一番大切なスキルはコミュニケーション能力です。お客様の社内に常駐して、直接お客様とやりとりしてシステムを組む仕事ですから、人と話すのが苦手だと通用しないんですよね。その点、彼と話すと分かるのですが、コミュニケーションが上手なんです。面接でも、彼と会話のキャッチボールをする中で、このキャラクターなら活躍してくれるだろうなと感じました。

今後期待していることは「インフラエンジニアとしてプロフェッショナル」になるのか「後進を育てるマネジメント」を担うのか、どちらかで頭角を現してほしいということですね。このどちらかでキャリアを重ねていけば、この先10年、20年後でも仕事には困らなくなります。今はしっかりと技術を習得して、着実にキャリアを重ねていってほしいと期待をしています。
企業情報
会社名株式会社ESNA 資本金1500万円
事業内容■経営企画室 ■管理部 ■営業部 ■情報システム部 ■セキュリティ部 ■システム部  ・キャリアグループ  ・エンタープライズグループ  ・システムサポートグループ  ・オフィスグループ 従業員数70名(2020年4月1日現在)