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2019/1/14

二度の会社選びの失敗から学んだ、入社後ギャップを生まない転職活動。

工藤 翼さんの転職体験記
前職包装資材商社の営業
現職電子部品商社の営業
工藤 翼(26歳)
Tsubasa Kudo
  • 応募社数10
  • 面接社数4
  • 転職までにかかった期間4ヵ月
この体験記のポイント
  • 企業研究に注力し、将来性のありそうな企業をリサーチ。入社前にできるだけ情報を集めた。
  • 特に会社の評判が載ったクチコミサイトを活用。メリットとデメリットを比べ、納得できた企業へエントリー。
  • 「休みが多いから」という志望動機も包み隠さず伝えた。理由も説明したことで、企業にも納得してもらえた。

入社するまでわからなかった社内の実態を知り、転職を決意する。

ゼネコン勤めの父親の影響もあって、新卒就活では建築関係に進もうとリフォーム会社に入社しました。けれど、結局半年ほどで辞めてしまいました。営業として実際に働いてみると、求人票に書いてあった内容と実態が全然違ってたんです。たとえばお客さまの都合で休日出勤することが多く、体力的にツライと感じることも少なくありませんでした。こういうことって今なら想像ついたりするんですけど、当時は学生でしたからね。求人票に書いてあることがすべてだと思っちゃってたんです。そうした理由でギャップを感じてしまい、きちんと休みがとれる環境で働きたいと、新卒入社半年で転職活動を始めました。

二社目では、包装資材の商社に営業として入社し、静岡県にある本社に配属されました。年間休日が126日あり、休みの多さには満足してましたし、仕事もやりがいを感じていました。でも、いつしか会社の体制に不満を感じるようになったんです。ワンマン経営で、社長の言うことは絶対でした。間違っているとわかっている指示も、受けざるを得ない環境だったんですよね。また、その会社は営業活動だけでなく、商品の配送などやらなければならないことが多く、営業活動に専念できていませんでした。これでは営業としてもあまりスキルが伸びないのではないか…と、不安を感じるように。2年ほどがんばったのですが、東京に結婚を予定していた彼女を残してきたこともあって、東京で新たな転職先を探すことに決めました。

これまでの反省を活かし、クチコミなどで求人票だけではわからない情報をチェック。

転職活動における条件は、東京で働ける営業職であることでした。なかでも、今までの経験を活かしたかったので、専門商社に絞って探していました。特に営業としてのスキルを高めたいと考えていたので、営業活動に専念できる環境が理想的でした。もちろん、二度とキツイ働き方はしたくなかったので、きちんと休める会社というのが大前提でしたけど。これまでは会社の実態を調べようとせずに転職してしまったのが大きな反省だったので、今回の転職活動では企業研究を念入りに行ないました。

ひとつは、企業の評判などが書き込まれている、クチコミサイトをチェックすることです。いいことも悪いことも書かれていますが、結局はその両方のバランスが大事なのかなって。悪いことが書かれていても、「そのくらいならいいか」と自分が納得できるような内容もありましたからね。逆にいいことばかり書かれている会社は信用していませんでした。サクラなのかなって。前職の会社のクチコミもチェックしちゃいましたが、「あー!わかる!そういうことあった!」といった内容が多く書かれていて、入社する前からチェックしておけばよかったなって思いましたね。

もうひとつは、業界動向のチェックです。日常的なニュースはもちろん、経済誌などを読んだりして、今後どんな商材の需要が増えそうかを自分なりに分析しました。たとえば調べていた中で「これは!」と思ったのが、電子部品でした。今後IoTが進んでいくなかで、確実に伸びていく商材なのではないかと思えたんです。こうした市場の将来性とクチコミの評判を加味して、全部で10社にエントリーしました。

ギャップを感じたくなかったから、絶対に譲れなかった「休みの多さ」も、正直に希望を伝えた。

とはいえ在職中の転職で、当時は静岡県に住んでいたので東京の企業の選考を受けるのは大変でした。新幹線に乗って面接に行かないといけないですからね。なんとか仕事を前もって片付けたり、調整をしたりして、半休を取得して時間をつくりました。さすがに土日などに面接をしてくれる会社はなかったので…。中には打診してもらった面接日がことごとく自分のスケジュールと合わない場合もありました。そういうときは泣く泣く辞退するしかなく、10社エントリーしても面接に進めたのは4社でした。中でもオーエスエレクトロニクスは金曜の遅い時間に面接を組んでくれたので、とても助かりました。金曜に半休を取って午前中に仕事を終わらせて、新幹線で東京に向かいました。

面接では、希望条件をストレートに伝えました。まずは休みですね。僕の中では絶対に譲れないことだったので、正直に最優先事項であることも話しました。また、前職での経験をもとに「営業活動に専念してスキルを高めたい」ということもハッキリ伝えたんです。そうした僕のわがままとも言える想いを面接官の方が真摯に受け止めてくれたことで、志望度は一気にアップしました。だからオーエスエレクトロニクスから内定の連絡をもらったときには、迷うことなく入社を決めました。

休みも仕事のやりがいも。入社後ギャップはいっさいなかった。

入社してビックリしたのが、面接で聞いていたよりも休日が多かったことです。年間休日は125日あって、さらに計画年休があるので実質年間休日が130日なんですよね。また、入社したのが4月だったのですが、すぐGWが来ました。世間的には今年のGWって有給を取得してせいぜい8連休なのに、オーエスエレクトロニクスはそもそも会社として9連休だったんですよ。これはさすがにクチコミにも載っていなかったですね。

もちろん、仕事面でもいい変化はたくさんありました。たとえば担当顧客数です。前職のときは一人で70社ほどを担当していて、1日10件近くを訪問していました。どちらかといえば広く浅くといったお付き合いでしたね。しかし、オーエスエレクトロニクスでは担当社数は1~5社で、多い人でも10社くらいなんです。

前職で考えていたことは、いかに効率よく訪問するか…といったスケジューリングばかりでした。今では一社一社に専念できるので、クライアントのニーズを深いところまで探り、マーケット情報などを加味した上で戦略を練ってアプローチすることができています。会社として闇雲に外出するのを良しとしない風土もあり、週の外出は2~3日ほどです。残りの日は考えることに集中できるので、提案内容に力を入れたり、営業として本質的な仕事ができているなと思えます。

確かに大変なこともあります。前職と同じ専門商社とはいえ、商材が違えば必要な知識はまるで違います。扱う商品は数十万点に及ぶので、それらの知識をつけていかなければいけません。勤続年数の長い先輩が多いので、商談に動向しても経験の差を感じることは少なくありません。今すぐ追いつけるわけはないですが、5年後・10年後など長い目で見たときに、追い越していたいと思っています。だから今新入社員だからと教えてもらえるのを待つばかりではなく、日々商品知識や業界のトレンドなどのインプットを続け、成長していきたいですね。
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
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採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

自分の主張を論理的に伝えてくれたからこそ、「休みが多い」という志望動機もすんなり受け入れられました。

経営管理本部 総務部 総務課 係長
飯嶋 亮平
評価したポイントと採用理由 工藤さんを評価したポイントは、業務的なことを言えば商社の経験があったことです。商社とは何をする業種なのかをすでに理解していましたからね。さらにいえば、営業だけでなく納品などの一連の動きを理解していることも評価が高かったです。本人は不満に感じていた部分ではありますが、やりたいと思ってもなかなか経験できないことです。それを身をもって知っているって、すごい価値のあることだなって思ったんです。

人物面においても、何ごともハッキリしていて、自身の主張があることが良かったですね。たとえば「休みが多い会社で働きたい」という想いもただ感情だけで言っているわけではなかったんです。自分のやりたいことや叶えたい理想があって、それが前職の環境では叶えられない理由などを論理的に伝えてくれました。そのように、自分の思っていることを感情論だけでなく的確に周りに伝えられるのは、大事なことだと弊社は考えています。働いてから困ったことがあったときに、素直にわかりやすく周りに伝えられることと同じだと思うので。

一方で、自分の主張ばかりを押し通すわけではないこともわかりました。「弊社ではこういう状況ですよ」と休みのとり方や仕事内容などを正直に伝えましたが、それに対して自身で受け止めて納得している様子も見て取れました。そのような柔軟性もある方なのだろうと思うことができました。

今後はその年次に求められることを、着実にこなしてもらいたいと考えています。今の段階ならまずは自分のスキルを高め、近い将来は後輩の指導なども任せていきたいですね。一方で、もっと自分のやりたいと思ったことを発信してくれてもいいと思っています。それを実際にやってみて、行動を振り返ることのできる人間であってほしいですね。弊社は「できなかったらもう仕事を任せない」という考えではなく、「チャレンジすること」そのものを大切にする社風です。工藤さんにも、自分の殻を破るようなチャレンジを、期待しています。
企業情報
会社名オーエスエレクトロニクス株式会社 資本金9900万円
事業内容半導体を中心とした電子部品の販売 パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 導電性高分子キャパシタ/電子デバイス/制御機器/産業用機器 パナソニックグループ オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 三洋電機株式会社 リチウムイオン電池/カドニカ電池 オン・セミコンダクター株式会社 半導体製品(車載、医療、LED照明、コンシューマ、電源アプリケーション) 株式会社ソシオネクスト ASSP(特定用途向け映像、通信、音響) サン電子工業株式会社 電解コンデンサ/スイッチング電源 株式会社放熱器のオーエス 放熱板 他 従業員数201名(2020年4月現在)